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凝らない生き方⑯写真で記録より、身体で記憶しよう。

人が惹きつけられるのは、空気感です。
どんなにいい写真を撮ろうとも、
空気感は持ち帰れません。

例えば、あなたがディズニーランドに行きます。
きれいな風景をたくさん撮ってきたとしても、アトラクションを待っている間のワクワク感や起きた出来事、トラブル、移動するしんどさはまでは撮ってこれません。

あなたが撮った写真より、あなたが体験した時間に、だんぜん価値があります。

写真を見せる行為は、ただの行ってきた報告です。
行ってきた報告は、ただの自慢です。
自慢は、他人の時間を無駄にします。

その場のキレイな写真を見せるより、その場でしてしまった、あなたのしくじり体験を伝えるほうが、有益です。

映えスポットで撮った写真で、心が動く人はいません。
それはネットにたくさんアップされています。

誰も観ていないような風景の中で、あなたの目で見た、あなたなりの世界体験を話すことで、人の心は動きます。

僕たちは、ネットに書いてあることを確かめるために、生きているわけではありません。その確認報告を人にする必要もありません。

僕たちは、心が動く体験がしたいのです。
写真をとっている時間がもったいないです。
写真を撮っている時間、心はピクリとも動きません。
体験に集中していないからです。

心が動くというのが、豊かであるということなのです。

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★凝らない生き方⑯★
写真に写らない話をしよう。
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