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【動画学習】地域にいかに投資するか、地域でいかに消費するか、が試される〜中古物件リノベ×賃貸併用住宅投資でエリア再生を目指す公務員の挑戦〜

先日、狂犬ツアー@佐伯において、エリア投資という視点でお話をしたのですが、改めて地域発展の基本はいかに地元で投資して外からの稼ぎを作り、その稼ぎをもって地域でいかに消費するか、ということであります。

その中でも住宅購入というのは、今の日本ではもはや耐久消費財といったカタチになりがちで、特に地方であればそれが長く資産評価されるということは困難だったりします。しかし一方で、未だに大きな買い物であることも確かです。このような住宅を購入する際に、これを単に自分たちの住まいとして購入して終わりにするか、それとも何か地域発展に寄与できる仕掛けを作りつつ、収益物件化することによって資産としても認められるものにするか、というのは極めて重要なところです。

この中でも公務員という比較的収入が安定し、住宅ローンを組める立場の人たちが、大手ハウスメーカーの一戸建てを郊外に建設するのではなく、限られたエリア再生を目指して中古物件を購入してリノベし、自宅+賃貸スペースを作り出す取り組みが大分県佐伯市で始まっています。

公務員や会社員でもできる地域再生の一つは、住宅ローンを活用して賃貸併用住宅のパターンで、賃貸スペースをお店やオフィスなどに貸し出すなど工夫するというアプローチ。不動産価値が低下している地方だからこそ、「稼ぐ自宅」を作るのは勤め人の資産形成としても合理的だし、地域にとっても重要です。

今回は国内外の地域発展のモデルと、エリア投資戦略の基本を説明しながら、上記のような住宅投資とエリア再生を目指す公務員2人の挑戦事例についても発表をして頂いたので、それらの動画学習コンテンツを配信します。

○ 住宅が投資ではなくなった立地

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