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【狂犬の本音+】自然を求めて大人気、国立公園エリア。しかし背後には大量の観光客を活かせぬ近隣地域の現実。

先日、人生初の知床訪問をしてきましたが、改めて驚いたのは世界遺産でもある知床国立公園エリアにたくさんの観光客が来ていることでした。コロナ禍の昨今、都市部の繁華街は様々な規制もあって楽しむような環境にもありませんが、国立国定公園のように自然環境が豊かであるところに人々は訪問している実態を強く感じました。

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実際に熊本の上天草のプロジェクトを推進しているところも国立公園エリアですが、グランピングサイト含めて多くの方々が訪れてほぼ満室稼働となっている現状をみても、やはり今の地域トレンドは自然環境に恵まれた立地なのだろうと思います。

都市近郊のオートキャンプ場とかはむしろそっちが密になるのではレベルで人が殺到していたりしていますし、アウトドア関連メーカーの業績が好調であることを鑑みても、人々は自然を求めたレジャーを確実に楽しんでいるのがわかります。

そのあたりを映像含めて、現地のネイチャーセンターなどがどのような形であったのか、周辺の観光産業はどのような状況なのか。伸びる自然環境がある地域と、そうでない地域の違いなど、私なりの気付きも含めてまとめておきます。

○ 多くの人が訪れる、知床自然センター。感じる道内アウトドアブランドの要請

訪問した日は本当に暑い日でして、多数の観光客が知床の入り口に位置する自然センターを訪れていました。

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