席が回ってくるのを待ってたら、自分の人生のほうが終わる社会になった理由

日本が少子高齢化になって久しいわけですが、それに対応した社会構造変化がなかなか追いつかないということが各所で見られます。地域においても同様で、かつてであれば、年齢による順序ってものがあり、席が回ってくるのを待つのが礼儀、みたいなところがありました。

が、ここまで平均寿命があがり、人生100年、下手したら120年時代みたいな話になってくると、席が回ってくるのが先か、寿命が先か、みたいな話になってきます。

いずれ席が回ってきたら、ちゃんとやろう、なんて思っていたらもはや会社も、地域も状況的にも手遅れになっていたなんてこともあるわけです。さらに言えば、順番待ってたら自分の気力体力的にも限界になってた、なんて笑えない話も普通にでてきています。その時に上の世代のせいにしても始まりません。

つまり「席はいつか然るべき時に回ってくる」なんてことも幻想になったのです。(と少し宣伝w)

さて、昨晩もレオスの藤野さんがしびれるお話をしてくれていますね。

席が回ってきたら、なんてことはもう言っていられない理由を改めて整理しておこうと思います。

○ 平均寿命と定年の関係

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