【AIR】地方における観光ボランティアガイドの闇〜尾瀬ガイド協会問題は、他の地域にも起こり得る〜
私のコラムでは、地方部における高齢の方々が時代感覚、国際感覚からズレてパワハラ、セクハラが当たり前を続けている結果として、地元から若者や女性がどんどんいなくなっている側面があることは指摘し続けてきています。
そのような中、地方において「あーいよいよ明らかになったか」という事件が発生しています。尾瀬ガイド協会のツイッター発信が大変な問題になっています。
そして、記事にあるように書き込んだ男性は「広報活動の一環で悪意はなかった」と述べている、ということで、おそらく本心でしょう。つまりは普段からこういう話を仲間内でしているということが容易に想像できるのです。
一方、地元財団は正式にガイド協会に抗議文を出しているのですが、地元では異例でしょう。普通なら地元の関係者だからなあなあで終わりにしたくなってしまうところですが、このガイド協会事態が従来から案内内容などでも問題が起きていたことも想像できるものです。担当者の責任で終わらせるのではなく、そもそもガイド協会全体の組織的空気、問題が背後にあるのでしょうね。
尾瀬がどんなに良くても、案内する人がこんな発信をする人たちだと思えば、正直案内すればするほどに地域の価値は落ちていくことになるでしょう。
○ 発信の内容が他国蔑視、セクハラのオンパレード
ネットで発信する意味ということを分かっていないようで、公式ツイッターなどは閉鎖したようですが、ちゃんと魚拓が残っています。
改めてみると、本当に気持ちわるいですね。。。というか意味もわからないものも多く、日本語としても破綻していたりしていて判断能力など含めて大変心配になるレベルです。おそらく担当の人は、爺さんコミュニティの中では比較的パソコンとか使えて、「俺はできる」と自負して、まわりもあの人得意だから、とかいって任せきりだったのでしょうな。個人の発信と組織の発信との区分も全くつけられていないですから、まぁ全くSNSの意味合いは理解されていないようですが。
が、内容面をみても、地域分野に関わってきていると、まぁなんというか想像できる内容です。まぁこういう話をするお爺さんたちはたくさんいるんですよ。イカれていると気づかずに、地元の飲み会で話しているようなことをそのままSNSに書き込んだのでしょう。
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