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【AIR】今、地域に求められるのは単なる建築家ではなく、建築プロジェクトマネジメント人材。

各地で公民連携型もあれば、民間型も含めて関与の濃薄はあるのですが、開発に関わることが一年でそれなりにあります。しかしながら、その中でもひじょーに重要だなと改めて思わされるのが、建築と事業の双方を掴み分かり、建築PMの存在です。双方のことがわかり、ニュートラルポジションにたつ存在がとても大切なのですが、どうしても作りたい人とかになると、事業のことが二の次になる形もそれなりにいて、かといって建築まわりのことが分からないと全く分からなくなってしまう。

さらに言えば、単に分かるだけでなく、その分野における幅広い人脈を擁して、迅速な対応を組み立てられるところまでいける人材がとても大切なのですが、ここまでいくと、まだまだ全然足りないのです。

昨日、都市経営プロフェッショナルスクールなどでもご一緒しているアフターヌーンソサエティの清水さんとオガールで一緒になったので本件についてあれこれ話していて、この領域は今、まさに地域に必要で、これからますます必要になるなと思ったので、書き記しておくことにします。

○ そもそも作りたいだけの人、作らせたいだけの人の問題

地域で様々な開発プロジェクトに関わると、どうしても作りたいだけの人、作らせたいだけの人というのと遭遇します。

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