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なぜ政府のオンライン手続きシステムはクソシステムになってしまうのか〜3つの壁について考える〜

今回は、各種政府によるオンライン手続きは、特に急ぎ開発会社をきめて進めているものでもあるので、それは本当に大変なことと思います。

いきなり声がけしたり、仕様設計したり、開発までやっていくとかそういうあたり含めて、本当に大変なことです。だからこそ、こういう時に適切にそういうことができるところとの、日常的なネットワークが試されるわけです。

結局のところ全国民10万円も紙のほうが速く、持続化給付金もDB飛んだり、「雇用調整助成金」オンライン申請 不具合 復旧めど立たず、なんてことになり、、、ほんとどうなってんだか、と言いたくなりますが、これには絶対にもう何か一つと言えるような問題のレベルではありません。数百億円とかの事業でこうなるわけですから。。。

これは別に悪意とかどうこうではなく、そもそも構造的に、日常的に、何かの行政サービスをオンラインで受け付けたり、実行するということが日本では全くちゃんと進められてこなかった結果とも言えます。つまり誰かが悪いというよりは、もっと構造的問題と言えます。

○ 行政によるオンライン開発の3つの壁

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