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【AIR】金勘定に弱いサラリーマンたち問題〜個人ワンルームマンション詐欺や地方再開発課題まで同じ原因

いよいよテレビ、新聞などでもワンルームマンション投資詐欺について取り上げられるようになってきています。高所得サラリーマン限定とかで、節税目的でのワンルームマンション投資はほぼ詐欺なのでご注意を。

しかしながら、なんでこんなわかりやすい詐欺に引っかかってしまうのかってのは、正直金勘定が自分でできない人たちが多数いるからなんですよね。

○ 偏差値教育に出てこない「金勘定」

かくいう私も、それなりの高校に通っていましたが、じゃ商店街で物売りをやったり、会社の経営を高校三年で引き受けてはじめて金勘定と触れました。でもって最初は全くうまくいかない。

金勘定の付け方から、さらにそれをまとめる財務諸表なんて全く知らないし、その上で経営指標をどうみていくか、なんてこともしらない。計算はできても、金勘定ができないのが今の教育なんですわ。どんなにいい学校いっても、金勘定は素人同然。私の場合はジャングル大帝のごとく崖からおとされるように実践から入り、その上でわからない中で独学しながら、大学院のときに会計学とかを学ぶという順番で理解を深めました。けどこれは私にとってもラッキーだったと今でも思います。

日本の教育においては金勘定については少なくともかなり特化した学校行かない限り、赤子同然。だからいい大学、いい会社みたいな人たちをターゲットにして最初からどこまでいっても累積赤字となるワンルームマンション投資とかで節税なんてアホみたいなメニューを掴んでしまうわけです。

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