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リモートワークに適す、適さない人材を分けるのは、学校と家庭〜他人に自分の人生を預けないためのセルフマイクロマネジメントのすゝめ〜

急速にリモートワークなどのスタイルについて取り上げられる機会が拡大していますが、技術的にはどんどんやりやすくなっている一方で、平時からこんなワークスタイルはもっと広がってよかったわけです。

とはいえ、リモートしていると働かないのではないかという話が出たりします。ある意味ではリモートワークというのは自律できる人でなければ、単なる休みと勘違いして、結局それをリカバリーするのに多大なる労力を投入することになったりするってな話もあります。

プロフェッショナルスクールとかを社会人向けに行っていることもあり、あーこりゃリモートワークとかできないな、と思う受講生もいるし、この人は十分にできるなと思う人もいます。

結局その境目というのは何かなと思いますが、自ら計画をたてて、立てた計画を自ら実行するという自律能力の高さ低さに依存すると思っています。そしてそれは今更どうこうではなく、三つ子の魂百まで。つまりは学校と家庭での環境で形成されてしまうと思うに至っています。

監視されていないとできない指導依存脳

学生時代、自分で計画たてて学習をしていた人と、指導者に従い学習計画を組み立てられ、それをちゃんと進捗できるかどうか指導を受け続けた人との間には大きな差があります。

自分で学習計画を組み立てる能力は、実際に仕事においても大切でどういうものに優先順位をつけつつ、限られた時間で結果を出すということをアタマでばばばばって組み立てることに生きてきます。だらだらと勉強していたら成績なんてあがりません。部活の戦績とかも同じでしょう。自分たちで練習計画を組み立て努力して成績を収めるというのは、仕事にも活きるものです。

一方で、常に学校では先生の言われるように、塾などでも先生に言われるカリキュラムなどで勉強し、さらに言えば親からも勉強しなさいと言われ続けている人もいます。

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