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【AIR】伊豆有名観光地群を回って感じた、どこまでも地域振興にならないホテル再生と民間公園再生のリアル

少しずつ地方の客足が回復してきているのを12月出張でわかってきたので、首都圏近郊はどのような状況かなと思いまして、行ってまいりました。特に伊豆には昭和の温泉施設が続々と東京資本とかに買収されていたり、また昭和から残る民間経営公園がいくつも点在しているわけです。それらの状況とかもみたいなと。

もともと伊豆にしても、千葉にしても首都圏の大消費地が商圏にあるにも関わらず、むしろ「だから黙ってても一見さんの適当な客を回していればどうにかなる」精神で投資も適当で、びみょーな観光拠点がそのまま維持されていたりするわけです。

前回書いたように日本でこれだけ富裕層数がいて、その大多数が東京圏に存在しているにも関わらず、その近郊観光地のアレな状況は本当に悲惨なところです。

ということで、今回も改めて首都圏近郊観光地での状況を解説します。

○ 熱川温泉の昭和ストップ感の凄さ

今回は伊豆でも熱川温泉エリアに久々に行ってきたのですが、相変わらずバナナワニ園は存在していました。笑

温泉が出るということで、その熱源を利用してワニとバナナを育てるというコンセプトの施設ですが、まぁ昭和そのものですね。ワニが珍しく、バナナも高級だった時代の名残です。

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