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【AIR】地域衰退を招く世代間の時代認識をいかに埋めるか〜世代間ギャップの合意形成の要点〜

増加トレンドと減少トレンド、いずれも社会に問題を引き起こすのですが、その原因は「増加しているときに増加に沿った行動をとれるか」ということと、「減少しているときに減少に沿った行動をとれるか」と自分の頭で考えなくてはならないということなんですよね。

先日、昨年から稼ぐまちづくりに奮闘する人々でやりとりするトークチャットぼちぼち運営している「稼ぐまち駆け込み寺」で地元での自治体の庁舎建設に関する委員会に出たら、ご高齢の方々ばかりで合併特例債をつかってどうにか次の世代にきれいな庁舎を残してあげたい、というお話になって困ってしまったというお話がありました。

オープンチャット「稼ぐまち駆け込み寺」(加入の際は「名前@地域名」でID設定をお願いします。

私も様々な局面でご高齢の、違う世界を生きてこられた方々とのしごとは多くありますので、常々このあたりの「え、なんてそんなこと思うの?!」みたいなことはあるのですが、かつて我々が直面するような問題がなかった時代には本当に考えていなかったんですよね。考えなくても済むことがあったり、はたまた今は考えないけどかつては考えていたことというのもあったりしています。

その違いをまず最前提から説明しないと、結論から話をすると大抵は破談に終わります。

○ 時代背景の前提から客観的に伝える

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