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補助金で規模を追うのではなく、小さくとも価値を認める顧客と育てる地域事業の重要性

今週末は札幌、余市と回って只今、飛行機にて東京に戻ります。ほんと東京からGoToに加わってから、一気に搭乗客が増加しているのを感じます。減便しているからまぁもちろんコロナ前みたいな話とはいかないのは分かるものの、それでも一時期の周り見回しても誰も乗っていない状況から比較すれば十分に乗っている状態だなと思います。

10月の北海道は寒暖の差は大きくなっているものの、晴れると本当に気持ちのいい気候が続いています。そんな中での収穫、日中は本当に素晴らしいランドスケープを望む作業が可能になっています。

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今回は余市の新会社・ピエス株式会社を組成している仲間である、地元側チーム、宿泊施設チーム、ワインツーリズムチームで先月からつめていって、今年まずはやってみようとスタートしたものです。募集期間はわずか三週間くらいだけど、30名以上の方からの参加となりました。ありがとうございます。昨晩は特別テイスティングも提供し、ほぼ市場では手に入らないワイナリーからの蔵出しを中心とした余市ワインの真髄を皆様堪能されていました。

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昨晩は今日から収穫の始まる、ドメーヌ・タカヒコさんの畑に手伝いにいく方々も宿泊していたので、初日のサプライズで曽我さんが参加者に特別にワインもふるまってくれたりと、参加者の皆さんも大喜び。これだけでも来た甲斐があったということでした。もちろん長年の積み上げがあってこそではありますが、ワインというモノだけでなく、ヒトに会いにいき、そしてその土地を楽しむというまさに体で体感するワインということが、いかに価値を持つかというのを改めて感じたところです。

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このような取り組みでも仲間でも話していたのは、予算をつけてロケットスタートというものが会ったりするけど、結局予算が尽きたら終わり。やはり自分たちの手で顧客様からの対価を受け取り、それを一つ一つ積み上げて育たた行くことが大切なのだと思うのです。

地域事業で徹底すべきなのは、気の合う本気のチームを作る、補助金依存にならない、長期で積み上げていくという3つのポイントだと思うのです。

○ まずは気の合う本気のチームを作る。

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