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国際女性デーに「生意気なことをいった身内の女性に実際手を上げたことがあった」というコラムを掲載する地方紙の恐怖

猪谷千香さんのTwitter経由で稚内プレスの「国際女性デー」に併せて掲載されたコラムを読んみました。かなり衝撃的なコラムなのですが、いつの時代に書かれたものかと思ったら今年だというので、そりゃヤバいということで、改めて地方から女性が続々と出ていく闇の実態もよく分かるので取り上げて置きたいと思います。

とはいえ、内容的には爺さんたちが集まる地方飲み会のデジャヴのような感じでもあります。。。ただそれを国際女性デーの日に、地元紙として掲載するというセンスが本当にヤバいと気づいていないのだなという怖さを感じます。

この手の「男は女の手のひらで転がされている」みたいな話を女性に対する褒め言葉?と勘違いして盛り上がる人は未だ多いんですよわね。そのうえで、自身の家事が全くできない自慢をしながら(全部やってくれる女性が素晴らしいと褒めているつもり)、不都合なことがあれば言葉ではなく手を上げるような糞爺(生意気なことをいったやつが悪いと思っている)たちが集まって「生意気だからやってやった」くらいのことを武勇伝のごとく飲み会で話している恐ろしいシーンには幾度となく出くわしているのです。

コラム本文は以下を読んでいただければと思います。なんかこうやっていっていれば女性持ち上げコラムになるだろうとコピペのような文章をベースにしつつ、途中途中に自分の本音が書き綴られる、なんとも恐ろしい魔改造コラムになっています。

http://wakkanaipress.com/2022/03/09/56983 → 今は削除されている模様

以下に魚拓がありますので、読みたい方はこちらをご覧ください。

本当に腐っとんなと思うわけですが、そういう世界がいまだ転がっています。だから女性が軒並み田舎から出ていくし、若者も逃げていくのです。

婚活支援とかも似たような感覚のところあるんですよね。

あらゆる都道府県から16-25歳の女性が逃げていってます。

何度言ってもこういう人たちは同じような人たちでつるんでいて、地方はどんどんそういう爺さんで凝縮されていっているので「おかしい」ことに気づかないのです。全国みんなそんなもんだと思いこんでいる。ガラパゴスなのです。

○ 去年もあった、女性や若者を馬鹿にする地方の爺さんを怒鳴った話

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