駐車場問題〜地方都市でも東京でも過剰供給問題が発生中〜
まちづくりにおける駐車場政策のあり方検討会、なるものが国交省で開催されています。
地方都市にいけばまちなかに虫食い状態で時間貸し駐車場が山程あり、もはや駐車場がつぶしあい状態になっているところも少なくありません。実際にとある中心部では時間貸し駐車場だらけになって過当競争で「もう時間がし無理です」と大手駐車場会社が白旗上げたなんてところもあります。時間貸しで貸し出す機械投資すら回収できないというわけですから、絶望的です。
そもそも駐車場にしておくのは新規にビルなど投資するよりも、時間貸し駐車場会社に貸して固定家賃をもらうほうが楽ということなのですよね。ビル建設して30年投資回収とか言われても、今でもヤバいのに30年後なんて想像すらできないわ、ということで、そのまま駐車場というわけです。
結構ヤバい都市はgooglemapとかの衛星写真みるとそのヤバさは駐車場面積の広さがわかったりします。
○ 自動車より増加する駐車場
そもそも駐車場は、自動車の保有台数の増加数よりもいっぱい増加し続けています。このままいくと、自動車よりも駐車場台数がますます多くなる傾向にあり、駐車場事業者自体も経営効率低下で困ることになることが容易に想像できます。
○ 委員一覧に見える駐車場業界
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