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LDLマガジン「地域を変えるのに役立つスキル」

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LocallyDrivenLabs(LDL) 地元と全国をつなぎ、オンラインラボという形式でプロジェクトを成功に導くための実験ラボです。このマガジンは、LDLメンバーの取り組みや…
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#新潟

【2024春】音声も聴き放題のメンバーシップ狂犬の本音Premiumが大人気!noteと狂犬ツアーで学び、実践する「オンラインラボ・LDL」も成長中!!

日頃から木下斉のnoteをご購読いただきましてありがとうございます!! メンバーシップに加入していただければ、従来どおりのコンテンツ区分でアクセスできると共に、掲示板でのメンバーや木下とのやりとり、さらにメンバーシップ独自コンテンツ配信などを不定期で行う予定です。金額はそのまま据え置きですので、メンバーシップのほうが確実にお得になります。 パートナーシップ「狂犬の本音PLUS」を購読頂くと、毎月注目本の著者と対談する狂犬ブックセミナーの動画視聴も無料で可能ですので、ぜひど

【地域】プレゼンよければ全て良し?〜学生商品コンテストの終わりを誰も知らない〜

長岡未来デザインコンテスト2023に事業者として参画しました。 長岡未来デザインコンテストは、長岡市と楽天グループ株式会社が連携した取り組みで、学生の自由な発想で長岡の課題解決を目指す、アイデア実践型プログラムです。 https://www.city.nagaoka.niigata.jp/shisei/cate02/houdou-shiryou/file2023/20230727-02.pdf 志の高い学生さん、行政、事業者の方々と関わることができ、学びと刺激をいただき

【町内】250年以上続くお祭りをこれからも続けるために

わが町与板には与板十五夜まつりという250年以上続くお祭りがあります。 今年は年行司委員長として、お祭りで神社に奉納する屋台運行の総指揮をしました。 お祭りで経験したことはこちら。 周りのサポートを頂きながら、何とか年行司委員長の任務を全うできましたが、仕事や家庭を犠牲にしていたのも事実です。 平均年齢60代後半の町内会。若手(といっても40代。。)が数名しかおらず、生涯に何回年行司委員長をやらなければと、考えただけでゾッとします。 そんな憂鬱な親を尻目に、良くも悪

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【町内】250年以上続くお祭りの年行司委員長をやってみて

コロナ禍が落ち着き、活発になってきた全国の歴史あるお祭り。 お祭りが人々の郷土愛を育んだり、地域を賑やかにしている一方、さまざまな事件や事故がニュースを賑わしています。 気合いを入れると称した暴力行為やだんじり祭りでの死傷事故など、昔ながらのお祭りのやり方が、今問われている気がします。 わが町与板にも与板十五夜まつりという昔ながらのお祭りがあります。 そして、今年は年行司委員長として、お祭りで神社に奉納する屋台運行の総指揮をしました。 私が経験したことや感じたことを

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【子商い】子どもたちが平日のアオーレ長岡でドリンク販売!

子商塾とは、子どもたちが自ら仕入れて付加価値をつけて販売することで、お金や商いのことを学ぶ取り組みです。 子商塾を始めた経緯やこれまでの様子はコチラ。 1.前回の反省を活かすキャンドルナイト与板での販売では、子どもたちによる友達への先回り営業のおかげで開店前は行列になりました。 子どもたちの地元での販売ということもあり、応援してくれる方も多く、目標数40杯を大きく超えた60杯を販売できました。 反省会では、子どもたちから「準備大変だったけど、楽しかった」、「長時間だっ

【子商い】いざ本番!二つの目標達成!

子商塾とは、子どもたちが自ら仕入れて付加価値をつけて販売することで、お金や商いのことを学ぶ取り組みです。 子商塾を始めた経緯やこれまでの様子はコチラ。 1.本番に向けて子どもたちが試作を重ねて商品開発したオリジナルドリンク。 美味しさ、見栄え、ストーリー性ともにバランスが良く、ひいき目なしでも良い商品だと思うのですが、良いものを作っても知ってもらわなければ意味がありません。 まずはイベントに来たお客さんに商品の魅力を知ってもらうために、ポップを作りました。 子どもた

【子商い】オリジナルドリンク完成!

子商塾の2日目! 子商塾とは、子どもたちが自ら仕入れて付加価値をつけて販売することで、お金や商いのことを学ぶ取り組みです。 子商塾を始めた経緯や概要、1日目の様子はコチラ。 オリジナルドリンクの販売2日目はキャンドルナイト@与板で販売するドリンクの商品開発。前回の宿題として、販売したいドリンクを子どもたちに考えてもらいました。 順番にドリンクを作ってもらい、内容や考えた理由など、ドリンクのプレゼンタイム。 他の子たちの作っているドリンクに興味津々。チョコや果物、ゼリ

【子商い】子どもたちに稼ぐ力を!

子商塾を始めた経緯オンシーズンは月に数回、キッチンカーでイベント出店して日本茶ドリンクを販売しています。 新商品の日本茶ドリンクがバカ売れした時の達成感は忘れられませんし、タピオカドリンク屋さんの隣で惨敗した時の悔しさも忘れられません(笑) 売れ行きによって一喜一憂し、次につなげていくの繰り返し。良くも悪くも予期せぬことが起こったりするのが商いの醍醐味です。「商いは飽きない」とはよく言ったものです。 場数を踏んで慣れてきた商いですが、お茶屋に入るまでのサラリーマン時代、

【お茶屋】蔵カフェオープンしてみて

蔵カフェをオープンして1か月以上経ちました。あっという間の1か月です。ご来店いただいた方々、本当にありがとうございます。 オープン初日は、お世話になっている方々からご来店頂いたりお祝いを頂いたりと、まるで結婚式をあげている気分でした。的外れな感想かもしれません(笑) こちらは新潟日報さんに掲載されたオープン当日の様子。 さて、実際に蔵カフェを運営してみて、気づいたことがたくさんありました。 今回、良かった点や改善点をざっくばらんにお話していきます。 1.低い稼働率は

【お茶屋】蔵カフェまでの道のり~本格始動編~

5/26オープンに向けて準備中の蔵カフェ。前回に続き、蔵カフェ化までの道のりをお伝えします。前回は問題解決編でした。 今回は本格始動してからのお話です。 1.デザイン今思えば、昨年3月に長岡造形大学の津村先生、北先生に蔵をみて頂き、安全面の課題がクリアできたことが分岐点でした。 その流れで後日、長岡造形大学の学生さんたちに蔵を見に来てもらいました。 蔵や建物に興味を持ってもらえたこともあり、デザインの部分で学生さんたちに、お手伝い頂くことになりました。 まずは、現地

【お茶屋】蔵カフェまでの道のり~問題解決編~

5/26オープンに向けて準備中の蔵カフェ。オープンにあたり蔵カフェ化までの道のりをお伝えします。 お茶屋を継いでからずっと日本茶カフェを目標にしていました。継ぐ前に利用した一保堂さんの日本茶カフェ。そこで感じたワクワク感が忘れられないからです。 お茶屋の私が言うのも何ですが、お茶屋さんで飲むお茶は格別ですよね。 こちらはお茶屋を継ぐ直前にテレビ放送されたUターン特集の動画です。理想論ばかり語る当時の私にツッコミどころ満載です。。 動画の最後に蔵カフェの目標を安易に語っ

【お茶屋】ここが大変だよ事業承継~7.自営業の会計あるある~

事業承継して初めての決算月(3月)を終えました。社長業と共に、会計業務も始めて半年。 自営業特有?のワケのわからない会計基準に翻弄されながらも、一つ一つを謎解きしながらようやく慣れてきました。 今回は会計業務の中で気づいた、自営業の会計あるあるをお話していきます。 1.紙ベースの自営業の会計 「資金繰表は手書きのメモ」 「試算表が出るのが1か月後」 「決算月に棚卸してようやく利益がわかる」 伝票も資金繰りもこれまで全て紙ベースで運用されていました。無駄が多いし、PDC

【お茶屋】ここが大変だよ事業承継~6.事業承継前後におこなったこと~

事業承継(代表就任)してから4か月が経ちました。 イベント出店や社長業、蔵カフェ準備など、おかげさまであっという間の4か月でした。 4か月経って落ち着いたので、事業承継前後におこなったことを話していきます。 9月。金融機関との交渉で経営者保証解除の目標が叶わなかった私は、気持ちを切り替え、10月1日に迎える事業承継(代表就任)の準備を進めました。 1.事業承継前(~9/30)1-1.事業承継を機におこなった定款変更 定款上、「代表取締役の選任は取締役の互選によると記

【お茶屋】ここが大変だよ事業承継~4.事業承継したきっかけ~

事業承継シリーズ4回目! 今年(2021年)10月に事業承継(代表就任)します。 前回に続き、お茶屋に入ってから事業承継に至るまでのお話をしていきます。 今回は事業承継を決意したきっかけです。 1.独立採算制での運用家業に入る前、社長である父親から「継いでも良いけどお前に給料をだせる余裕はない」と言われました。 まあ、お茶屋の財務状況はある程度知っていましたので、自分の生活費は自分で稼ぐと覚悟して家業に入りました。 自分で稼ぐために、卸小売の既存事業とは別に、日本