幸せの循環を創りたいですね

幸せの循環が出来る人でありたいと思う私は、ふるさと納税を考えた人は天才だなって思うんです。

蟹の産地でもある石川県に住んでいますが、実は蟹よりも「伊勢えび」が大好きなんです。

ボイルした身はプリップリの食感で、お刺身ではとろっと甘い食感がたまらなく美味しい伊勢エビは高級食材なので、なかなか食べるチャンスに出会うことがありません。それに日本海側で魚屋さんの店頭に並ぶことはめったにない食材かと思います。

社長という役職に就いた時、社長業を指導するコンサルタントに、派手に羽目を外した行動は慎むように　と言われたことが頭に残っているのと、本来の生真面目な性格も有り、地味に生活しているつもりです。そんな私の楽しみと言えば「ふるさと納税」です。

特産物などを申し込み宅配便が届くのを待っている時間が、うきうきで楽しかったりします。

私がふるさと納税するときに心がけていることは、弊社が出店させていただいている地域に納税すること、自然が豊かな地域に納税すること

弊社は会社の規模は小さいのですが、出店しているエリアは広かったりします。出店させていただいている地域に納税することで、その地域が活性化され弊社の店舗も活性化される、という循環がおきたらいいなぁ・・・という気持ちからです。（下心がありすぎでしょうか　笑）

そして私達が海産物を扱うことが出来るのは、大自然の恩恵を受けているからだと考えるのです。なので地球環境や自然を守っていきたいという自然への感謝の気持ちです

そんな気持ちでふるさと納税の返礼品を見ていると、出店先の特産物に大好物の「伊勢エビ」をみつけ、嬉しくなり後先考えずに申し込んでしまいました。届いた伊勢エビは段ボウル箱に梱包され仮死状態です。

蟹の解禁日には蟹を茹でるお手伝いする経験から、同じ甲殻類の伊勢エビだし捌くことが出来るだろうと、深く考えずにいました。

説明書には水をかけると動きますって書いてあるとおり、水を与えると動きが激しくなり、めっちゃ怖くて調理しようにも触れない・・・・台所のシンクの中で水を与えられた伊勢エビは激しく抵抗し動き回り、長い触覚？ひげみたいなのを動かし、何とか生き延びようとバタバタしています。

台所のシンクの中で暴れ回る伊勢エビは、バルタン星人に見えてきます。きっとバルタン星人のモデルは伊勢エビに違いない・・・なんて考えながら説明書に書いてあるとおりやってみますが、そんなに簡単に捌ける訳がなく、きっと私に捌かれた伊勢エビは苦しかったことかと思います。（いっきにトドメさせなくてごめんね）

そんな格闘を繰り返し、先ずはお刺身でいただきました。そしてなんと言っても伊勢エビと言えば味噌汁、伊勢エビのだしがたっぷりきいたお味噌汁をいただきました。思い出すだけでも顔がにやけてきます（笑）

そのほかにはフルーツや普段食べられない海産物をいただいていて、スープの冷めない距離に越してきた母にお裾分けしています。

昨年末はいくらをお裾分けして、年末年始にたっぷりのいくらを食べることが出来た母は、贅沢なご馳走だぁ～と大変喜んでいました。

今でも生き生きと仕事をする母の楽しみは、美味しいモノを食べることなので、ふるさと納税でいただく新鮮で美味しい特産物で、親孝行が出来ることはとっても嬉しいことで、私にとっては一石二鳥な気分です。

税金を納めた人にもお得感があり、税金を納めてもらった行政にもお得感があり、返礼品を準備する企業（生産者さん）にもお得感がある、ふるさと納税を考えた人は天才だなと思ってます。

私も幸せの循環が出来る人でありたいです。