一番若い友人

リモートだ、オンラインだという時代になってよかったことは、年齢差関係ない人とつながれることである。

リアルな世界のみだとどうしても、年功序列、長幼の序的な意識が先に立って交友の範囲が狭くなるようだが、リモートだとそれがあまり関係ない。
オンラインの友達と仲良くなっているうちに、その子どもたちとも親しくなり、今一番若い友人はなんと1歳半だ。

彼は成長が早く、意思表示がはっきりしている。既に1歳前後の時から、はっきりものを言うのでびっくりした。
正直0歳児がこんなにはっきり意思をもってるなんてこと、私は知らなかった。というか自分の子が大きくなり、忘れてしまっていたのか。
でもしかし、確か保育園でも0歳児のクラスや1歳児になったばかりのクラスはなんとなく、意思があるのかないのか、ぼやーっとした感じだった覚えがある。
なのに、私の彼は見事なノンバーバルコミュニケーションで、「あ」と「身振り」ではっきり会話する。昭和の「風呂」「めし」「寝る」のおじさんも顔負けだ。あんまり見事にいいたいことがわかるので、もう言葉ができるような気がしていたが、さすがに数ヶ月ぶりに今日会ってみたら、まだ言語は話していなかった。

本当に「若い子」と会うと細胞が若返るようだ。「キャー、かわいい」と思わずこちらの声がひっくり返る。相手には必ずきっちり反応を返さなければならないので、一時も寝ぼけているわけにはいかない。最近ちっとも痩せない。新陳代謝が悪いと思っていたが、この方法がいいな。

これからも会うたび、若いエキスをもらうことにしよう（笑）