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より小さなものに目をとめるなら、大きな幸せがやって来る!

現代はとても忙しい毎日です。
いちいち小さな事を気にしていられない毎日です。

自由な時間は少なく、やることは多い。
楽しい事は少なく、嫌な事柄は多い。
稼ぐお金は少なく、出費は多い。
話せる友達は少なく、嫌な上司は多い。
財布の中身は少なく、欲しいものは多い。

挙げていくと枚挙にいとまがありません。
現実は厳しいものよ!!!!!!と

別に悪いこともしていないし、真面目に働いているのに、どうしてこんなにやなことが多いのだろう???

そう思うのは、

それは納得がいかないことだからです。

と答えが出てしまうと、もう何も書けなくなってしまいますね。
でも、今回のテーマにあるように、より小さなものに目を向けてみましょう!
例えば低木の影に茂る植物たち。

セダム

この植物を見るには、膝を曲げて屈まないと見つからないでしょう。
足を止めて、下を覗いてみると色々な生き物が生きています。
あなたの気づかない場所で何も言わずに、雨の日も、日照りの日も、文句ひとつ言わずに生きています。動物や植物が喋ったらうるさくてたまらないでしょう。きっと!

別の場所ではこんなことが

朝露に濡れる苔

土のないコンクリートの上にも苔は生息しています。
昨日の雨で蜘蛛の糸が露を帯びて綺麗です。
苔には根がありません。葉から栄養を吸収しています。
雨が降ると一斉に葉を開いて緑になり水分を吸収して光合成をします。
乾いてくると、水分を逃さないように葉を閉じて茶色っぽくなります。
生きるために必死ですね。

また、別の場所ではこんなことが

セダムと苔

セダムと苔が綺麗に成長しているように見えますが、
植物の世界は常に、陣取り合戦です。
水と日当たりを奪い合い、自分の陣地を広げていくために常に鬩ぎ合っているのです。コンクリートの割れ目や石のくぼみなどは一等地です。
そこでは水分も養分も独り占め。オセロの四隅と同じですね。そこを取ればひっくり返せない。コンクリートの隙間も同じなんです。
あんな狭いところで窮屈そうにして!と同情する必要はないんです。
植物にとっては、独占できる最高の場所なのです。
そこの場所に蔓延ってしまえば、他の草花の種が飛んできても、根をおろす場所はありません。

あまり日の当たらない場所でも、植物は元気に花を咲かせています。

イフェイオン

こんな日陰でも育つ植物は、返って強いです。
目立たないような、木の下や暗い影になっているところに生きている植物ほど強いです!

こんな、植物たちを見ているとなんだか嬉しく、ほんわかとした気持ちになってきます。

人間は無駄な争いばかりしていますが。植物は無駄な事はしません。陣地取りはしますが、それで種のバランスを崩すような事は長い長い年月の間に一度もありません。人間が介入してきて自然のバランスが崩れたのです

さて、人はこれから先どう生きるのか?
わかりませんが・・・
今、この小さな植物たちに目を向けて見るのは如何でしょうか?
スマホの画面ばかり見ていないで、たまには小さな植物たちを見つけてみるなら大きな発見をして幸せ感を得られるかもしれません。


シダ

このシダの葉の美しいことと言ったら、言葉では言えません!
私はこの美しいものを見つけて、心に大きな喜びを頂いているのです。
美しいものを見ると、心が満たされませんか?
私はこのもの言わぬ植物たちが大好きです。
懸命に生きている姿に美しさを見ます。
そして、それが色合いや、姿形に美しさを添えて、
私は、それを「きよら」と表現します。

それでは今回はこの辺で、お読み頂き有り難うございました。

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