第78話 キャバレーに行ってみたかった。
今日は、朝からめちゃめちゃ寒い。
四国は、この秋、最低気温らしい。
こんな日は、やっぱり、温かくしたい。
娘の習い事の送迎のついでに、買い物をすませ、小さな酒宴。
熱燗とポテトお湯割り。
体が、ほんま温まる。
録りだめしている番組。
大好きなドキュメント72時間を観る。
『歌舞伎町 さよなら人情キャバレー』
こんな寒い日に見るには、ちょうどいい。
人情とキャバレー、どちらも惹かれるフレーズ。
コロナ前、東京出張に毎月行っていたのに、歌舞伎町には行ったことはない。
前を通ったことはあるけど。
番組を見ると、一回くらい行きたかったなーと思えるくらい、人情あふれるキャバレー。
大好きな昭和の臭いが、プンプンする。
そこに集まる人も、ほんまに、色々個性派がそろう。
ホンマに、楽しそう。
一緒に見ていた奥さんも、『社会経験で行ってきたら。』と言っていた。
大学時代、体育会系だったので、お酒はたらふく飲んだ。
特に、その街は、体育大学生と、自衛隊で成り立っているような街だったので、飲みに行くと、学生と自衛隊員しかいなかった。
スナックなのかクラブなのかわからない店に、みんなでよく行った。
同級生がみんなバイトしていたので、調子にのって、バカなことばかりしていた。
今思えば、ホンマに楽しい、懐かしい思い出ばかり。
番組に出ていた昭和のキャバレー。一度は行ってみたかった。
人情に溢れた、人間らしい、そんな場がとても恋しい。
寒いせいか、そんなことを考えながら、今日はすごしてます。
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