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第48話 方言。

今日も出張です。明日、やっと帰宅できる。

四国、小さいように思われているかもしれませんが、車で移動すると、案外広いです。

もう何年も、各地で、色々な方と会っていると、慣れて意識しなくなりますが、様々な方言があります。

四国も、結構特徴があります。

私が住んでいる香川県の言葉は讃岐弁。県内でも、西と東では違う。特に年齢が上がっていくと、個性が出てきます。

私が初めて来たとき、わからなかった言葉。

「こうちゃん、それをちょっと、いたー。」

何??
どっか痛いん?

『いた=ください。』

それをちょっととってくれ。という意味でした。
讃岐弁って、すごいと思いました。

高知の言葉も特徴があって大好き。

昔、大好きだったテレビ番組のヒロインを思い出す。

【スケバン刑事】おまんら、許さんぜよ。

知り合いの女性の社長は、スケバン刑事並みの土佐弁を話される。よく語尾に『しちゅーろー?。』を入れてくる。

しちゅーろー?=しているでしょう?

ほんまモンを聞くと、かなり風情がある。少し、カッコよく思う。

でも、話が盛り上がって、早口になると、よくわからなくなる。

私は兵庫県の神戸の須磨という町の病院で産声をあげ、18まで姫路で育ちました。

その後、鹿児島の鹿屋という町で、4年間、華の大学生活を送りました。

そして、今は結婚して四国で過ごしています。

育った姫路には、播州弁という方言があります。関西でも、クセが強い方言です。

『ごっついなー』『〜け』etc・・・

小学生の時、2年間書いた日記があるのですが、読み返すと、方言を、そのまま書いているので、かなり面白くて笑ってしまう。

怒ったときは、播州弁で『ごうわくわー』と言うのですが、そのまま書いてました。

大学時代、九州も色々な方言があり、友達の言葉を真似したりして遊んでました。

1番好きなのは熊本弁。

『ぎゃん行って、ぎゃん行って』って、道順の説明ww

私は四国も長いので、讃岐弁も違和感がありません。

そこそこ色々なとこに住んで、言葉もハイブリッドになり、オリジナルの方言になっているかもしれません。

言語は人に伝える、コミュニケーションツール。

方言も、感情や情緒を伝える最強のツールだと思う。

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