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肥満は百害あって一利なし!肥満の恐るべきリスクとは?

【高血圧、老化、生活習慣病……。肥満は百害あって一利なし! 】

「食べすぎは、さまざまな体の不調を招きます。
 
まず、内臓の疲れ。
胃腸や肝臓は、私たちが食べたものを、何時間もかけて消化しますが、本来処理できる量を超える食べものが、ひっきりなしに運ばれてくると、内臓は休みなくフル回転で働き続けなければならず、疲弊します。
その結果、内臓の働きが低下し、栄養素をきちんと吸収できない、老廃物を排出できない、免疫力が低下するなど、さまざまな問題が生じてしまうのです。
また、食べすぎは、肥満を招きます。
私たちが食事によって摂った糖質や脂質の一部は、脳や筋肉、内臓などが働くためのエネルギーとして使われますが、余った分は筋肉や肝臓に蓄えられ、それでもおさまりきらなかった分は中性脂肪として、脂肪細胞に蓄えられます。
つまり、消費するエネルギー以上に食べると、それだけ脂肪が増えてしまうのです。
つきすぎた脂肪、とくに内臓脂肪からは、悪玉ホルモンが分泌され、血糖値の上昇、高血圧、血栓形成などを招きます。
また悪玉ホルモンは慢性炎症状態を引き起こし、がんを発症する場合もあります。
ほかにも、食べすぎには「体を錆びさせる活性酸素を増やす」といったデメリットがあります。
食べすぎは、疲れやだるさの原因となるだけでなく、糖尿病や高脂血症などの動脈硬化性疾患、脳出血や脳梗塞、狭心症や心筋梗塞などの虚血性心疾患、そしてがんの原因ともなるのです。」

—『「空腹」こそ最強のクスリ』#青木厚 著より引用

食事は満腹までと、腹八分目で終えることが出来ない人に多くあるのが、満腹のデメリットを知らないことです。
デメリットを知ることで食事量に対する意識も自然に変わることでしょう。
前述にある通り、生活習慣病の原因の多くは食べすぎな食事量です。
本書ではさらに「空腹」によって得られるメリットについても詳しく紹介されているので、気になった方は是非、手に取って読んで見てください。

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