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【緑のなかを歩くと悩まなくなる】

人間は誰しも、悩んでいることがたくさんあると思います。
当然ですが、同じことをいつまでも考え、同じ悩みにとらわれている状態はメンタルによくありません。
これは「反芻思考」といって、さまざまな研究により、うつ病の原因となることがわかっています。

こうした思考をストップするには、瞑想をするとか、自分の感情を書き出すといったアクティブな方法とありますが、もっと簡単にできる方法を調べた研究があるので紹介しましょう。

結論からいうと「自然のなかを歩く」という方法です。
森や林といった自然の風景が、私たちのメンタルにいい効果を及ぼすのです。

2015年のアメリカのスタンフォード大学が
「森など木がたくさんあるところを歩くだけでも、反芻思考がとまり、うつ病の改善につながることがわかった」という論文を発表しています。

研究結果では森林のなかを歩いたあとは反芻思考の回数が減っただけではなく、悩む時によく使われる前頭前野の活動も低下していたのです。

要するに、ただ森のなかを歩いているだけなのに余計なことで悩んだり、クヨクヨしたりすることが減ったわけです。

自然を見ながら歩くことが重要なので海辺でも効果があるそうです。

「反芻思考」にはまってしまったら自然を見ながら歩きましょう。悩まなくなるはずです。
是非、お試しください。

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