読了★4「佐久間宣行のずるい仕事術」



(ダイヤモンド社・刊。2022/4/6発売)
2022/5/3(火・祝)夜読了。honto電子書籍にて。

仕事に限らず、世の中の人が全員これを読むと、世の中はいろいろ円滑に回りそうだけど、実はこの本がささるのは佐久間さんに近い悩みを持っている人だけなので(もちろんそれは少なくない人数ですが)、世の中はそんなに簡単には変わらないという。

でも、ヒントはたくさん詰まっていて、読んだ人の少なからずの人数にとっての救いになると思うし、行動して実現できれば最高だけど、できなくても気の持ちようとして、考え方の一つとして頭の中に置いておくといいことある(きっと)。

今調べたら佐久間さん1975年生まれで同年代ということで、私はちょっと自分自身はここまでできていないなあと私自身を少し恥ずかしく思ったりもするわけですが、
同年代に至るまで、違う人生ですが、私が複数の会社で経験して思うことで本書に書かれていることは少なくなく、
つまり本書の内容の多くに納得感があり、
と言いつつ私自身としてはこれまでの人生についてはもう過ぎてしまった人生で、取り戻せないので、この先の人生をせめてなんとか本書を読んで改めて共感して、実行しなければな、と再認識、痛感。
まあ、私なりの「やり方」「逃げ方」は身についてしまってますけどね…。

私が書いて説得力があるかは分かりませんが、これから社会人になるとか、もっと手前の人も(中高生とか)読む価値あるし、
30歳前後の人が読むのに一番ちょうどいいかも。部下を持ったら、みたいな話もあるし。
40代以上は反省しながら読むですな…。

そして、千年後に「論語」のように普遍的に読まれるか、はたまた世の中が全く違う形になって参考にならないか。
でも、人間と人間が関わるところに、こういうずるい仕事術で、無駄な軋轢を回避する必要は、永遠になくならないような気もします。(できれば千年後には軋轢は少しでも減るように人類が『進化』してることは期待しつつ。)

★5じゃない理由…、佐久間さんはきっとこの本で終わらないということの期待を込めて。

※余談: 「ずるい仕事術」で検索すると、2011年発売の勝間和代の「ズルい仕事術」というのも出てきます汗。

https://www.amazon.co.jp/dp/447811479X/ref=cm_sw_r_cp_api_i_X1DBS05T328N9W97MB9D

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