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クレカで投信積立できる4証券比較

※追記等した場合の更新情報は、下記「更新履歴」欄に記載します。

クレジットカードで投資信託等の積み立てができる証券会社4社を比較してみたいと思います。(他にもあったらすみません。)
(半分くらいは自分の頭の中の整理のために調べて、それをシェアハピする文章です。)

1.クレジットカードで投信積立をするメリット

(1)お金の大原則は、「手に入れるのは早く。支払うのは遅く」、です。
ですから、クレカを持てない人以外は、クレカで積み立てることで、手元資産(現金等)を支払うより先に、資産(投信等)を手に入れることができるというのは、この大原則にかなっています。

(2)クレジットカードのポイント等がつきます。
証券会社に現金を入金し、それで投信積立をしても、原則としてポイントなどは一切つきませんが、クレジットカードで投信等の積み立てを行うと、ポイントがつくことがあります。

2.共通の事項

証券会社ごとに、積立に使えるクレジットカードは縛りがあります。(下記会社ごとの欄に記載してあります。)

今回紹介した証券会社4社は、クレジットカードで積み立てできる金額の上限はいずれも5万円です。

いずれも、PCでもiPhoneでもどちらからでも操作できます。

3.クレカで投信積立できる証券会社4社紹介

基本的には、上から順に、おすすめというか、私の好みです。
月20万円を積立投資に回せる余力のある方は、4社とも満額投資することも視野に入れてもいいかもしれませんが、そうではない方は、各社の特徴をふまえて、適宜分散されることをおすすめします。

3(1)楽天証券

対応するクレジットカードは、「楽天カード」です。
かなり初期に対応してくれたので、わざわざつみたてNISA口座をSBI証券から変更したのですが、SBIも追随してきましたね。
楽天ポイントが余っていたら、それを使うことも可能なようです。(私はあまりやっていませんが。)

積立購入時に100円につき1ポイントの楽天ポイントが付与されます。
市中での買い物でのクレカ使用と同率ですね。すごい。

投信スーパーサーチで検索すると、積立可能な投信はなんと2,550本!(2021/8/28現在) ほんまかいな!?ってくらい選択肢多いですね。

投信積立の月額設定は、1銘柄ごとに100円以上の1円単位で設定できます。上限5万円で何本の投信に振り分けるのも自由。それだけで暇つぶしになりそう。
投信は基準価額の上下は需給ではなく資産の成長で決まるので、株のような市況需給の思惑というよりは投信の投資先がうまくいくか次第ということで、ギャンブル性は低いものの、基準価額も上下することから、そこに一喜一憂するのもちょっと楽しい。株よりは健全な感じがします。(信託報酬手数料をとられるので、投資先の成長がゼロだと持ってるだけで目減りしますが…。)

楽天証券で、好きではない点は2点。
(1)スマホサイトに気を使いすぎて、見にくい。資産の一覧を見やすいのはやはりSBI証券ですね。
(2)「トウシル」という楽天証券主催の投資情報サイトで紹介される投信がいずれも信託報酬手数料が高い!!! せこいわ! 

3(2)SBI証券

2021/6/30に始まったばかりです。
対応するクレジットカードは、「三井住友カード」です。
投信購入時にポイントつきますが、年会費無料の通常カードだと0.5%です。(市中での買い物と同率。)
こちらも1銘柄あたり100円以上1円単位。
積立対象は2,502本。

ちなみに、SBI証券は資産一覧(損益)が見やすいのが好きなのと、
市場外取引ではありますが単元未満株売買ができるのが好きなのですが、
それを見ますと一目瞭然、
個別株投資は、個別株ごとの損益のボラティリティが激しく(-40%~+90%で、その上評価総額ではー5%の悲しみ)、めんどくさくて放置なのですが(配当入ればいいや的な。ただ無配の会社もあったりで、うまくできておりません…)、
一方、投信は、+5%~+67%という好成績。もちろん時期によっては全沈みもあったのですが、とりあえず今は良い見た目です。投信のおかげでSBIでの評価総額は+16%です。ありがとう投信。

3(3)tsumiki証券

対応するクレジットカードは、「エポスカード」です。
1銘柄あたり100円以上の1円単位。
年間の積立額の0.1%のポイントがもらえます。
ただ、何がすごいって、選べる投信がたった5種。しかも、他の楽天証券やSBI証券でも買えるものもあり、tsumiki証券の優位性って何…? 
・セゾン・バンガード・グローバルバランスファンド(セゾン投信)
  信託報酬等 年0.59%程度 / 楽天証券でも買えます。(もしかしたらiDeCoだけかも。SBI証券もそうかも。)
・セゾン資産形成の達人ファンド(セゾン投信)
  信託報酬等 年1.35~1.55%程度 高い! / 楽天証券でも買えます。(もしかしたらiDeCoだけかも。SBI証券もそうかも。)
・コモンズ30ファンド(コモンズ投信)
  信託報酬等 年1.188%程度 / 楽天証券、SBI証券でも買えます。
・ひふみプラス(レオス・キャピタルワークス)
  信託報酬等 年1.0835%程度 / 楽天証券、SBI証券でも買えます。
・まるごとひふみ15(レオス・キャピタルワークス)
  信託報酬等 年0.66814%程度 / 楽天証券、SBI証券でも買えます。

エポスカードしか持っていない人なら選択肢、ですかね。

3(4)セゾンポケット

対応するクレジットカードは、「セゾンカード」です。
セゾン発行のクレカであれば、「MUJI CARD」などでも対応しています。
細かい種類、カードごとの対応可否は、セゾンポケットにお問い合わせ下さい。

セゾンポケットは、メリットとデメリットがあります。

メリット … 株やETFにも積立投資できる。株式130銘柄+ETF10銘柄。

デメリット(1)投信はたった2種。
 ・セゾン・バンガード・グローバルバランスファンド(セゾン投信)
 ・セゾン資産形成の達人ファンド(セゾン投信)
デメリット(2)投信積立だと1銘柄あたり月1,000円から、投信以外の積立の場合はなんと月5,000円から!(アホか。) しかも投信以外の場合は価額が積立設定額に満たない場合、積立されない! 
デメリット(3)ポイント還元率が低い。永久不滅ポイントは1ポイントが約5円の価値ですが、通常ショッピングでよくある0.5%還元と比べ、6回の積み立てごとにその6回の積立額に対し5,000円ごとに1ポイントなので、還元率0.1%! 激低! 

備考

マネックス証券もクレカ積立を準備中という噂をどこかで聞いたような…。

HP本文中、「今後、マネックスカードで投資信託の積立を行うサービスを予定しています。」とのこと。

余談

そろそろ、他の投資もいろいろ見直さないといけないかもしれないですね…。
積立投資は手間がかからないのでほっとける気軽さがいいのですが、やはり各種手数料がやたらかかるというのは、よほど成績が良ければあれですが、複利で資産あたりで手数料負けしていないかどうかという成績の出し方を証券会社や投資請負会社はしませんので、積立預け期間が数年の長期になってきた時に、果たして複利で本当に稼げているのかどうか、資産がきちんと成長しているかどうか(そういうところにちゃんとファンドとして投資してくれているか)は、どうしてもある程度の定期的には、見直さないと、ただ証券会社等を儲けさせても仕方ないですからね。市況はともかく、インデックスに負けるようじゃ年0.5%以上の信託報酬手数料をとる資格は無いでしょう。淘汰させるためにも、厳選し、それを告知していかねばなりません。

更新履歴

・2021/8/28(土) 新規作成。いったんは完成。


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