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ブランドをつくるために大切にしていくこと。

こんにちは。
ひとり工場長のしょうへいです。
このnoteは、おやつの会社・お店がはじまるまでの日記です。

沖縄も春に向かって少しずつ、温かくなってきました。
この時期になると気が引きしまります。


進捗報告

#03の記事で
「次の仕事は製造工程、管理を含む商品開発オペレーション、サービスの店舗接客いずれから選ぶ」とお伝えしましたがこの度、カフェで働くことが決まりました。


働くことを決めた理由は次のとおりです。

・オーナーの想いに共感したこと
・年齢は関係ないよといってくれた
・スイーツがつくれて、店舗運営が学べる
・現在の事業と今後の計画に経験が生かせる
・いずれ事業を立ち上げることへの理解をいただけた
・なにより応援すると言ってくれた

元々、何度か通ったことのあるお店で、偶然にこのタイミングでの募集を知り、エントリーしました。自分なりのアンテナを張り巡らせていると「何かと何か」の事象がリンクすることで「気づくこと」がときどきあります。「調べていた素材のA」「調べていた素材に詳しい人が知り合いにいるB」みたいな感じといったらいいのでしょうか。何か自分のなかに、スッと入ってくとくるような、フィット感というのか、そういった要素が、ひとつにまとまった感覚を直感とするなら、今回も点と点を結んだ、出来事だったような気がします。
ひとつ、これだけは言っておきますが、学んだらハイ、さようならは絶対しません。今よりもっと魅力のあるお店にして貢献していくことを誓います。

そっぽ向かず、理解してくれた家族にあらためてありがとう。


ブランドをつくるために大切にしていくこと

前置きが長くなりました。
今回は僕なりのブランドをつくるために大切にしたいビジョン、ミッション、ブランドアイデンティティ、ターゲットオーディエンスと補足を加えた内容になります。これまで脳内に溜め込んでいた「やりたい」をアウトプットしました。修正あれば都度、変えていきます。ここで全てを話すためには、キャパが多くなるので、各トピックについての深堀りは分けて話していきます。

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l ビジョン(会社、お店の長期的な目標や理念を明確にする)

「おやつの時間に、あの人と」とします。
ただ美味しいおやつを提供するのではなく、おやつを通して、家族、恋人、友達、たとえひとりであっても、豊かな時間を過ごせる「きっかけ」を提供する。

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l ミッション(お店が提供する価値や目的を明確にする)

おやつと共に、会話のきっかけ、日常の喜びを分かち合える時間を提供します。
時間は場所を選びません。そして人生でいちばん大切なものは「時間」ではないでしょうか。おやつをきっかけに、会話したり、ひとりでほっこりしたり、隠れてつまみ食いしたり、ちょっした時間をほんの少しつくることを最大の価値とします。

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l ブランドアイデンティティ(価値観、スタイルを表現する)

「人と人をつむぐ、おやつの力」
つむぐは「紡ぐ」と書きます。繊維や糸を紡ぎ出すことや、物語や話を作り出すことなど、ある種の物をつくり出すという意味があります。綿や毛などの原料から糸を紡いだり、抽象的な意味として、相手との心を紡ぐことができれば、そんな想いを込めています。

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l ターゲットオーディエンス(顧客層と提供する価値とは)

【年齢層】子どもから高齢者まで
【性 別】ジェンダー問わず、すべての人
【価 値】地元をはじめ、日本すべてを含む「地産地消」を活用したお菓子

お小遣いでも買える価格帯の設計で考えているので、子供でも気軽に買ってほしいなぁと。ですが店構えはそこそこ良い感じにしたいです。材料については、沖縄の材料は検討していますが、意固地になって、こだわる必要ないでしょうというのが僕の考えです。お客様に受け入れられるのかが、なによりも重要です。

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l スモールビジネスの実現(ローカルサイズの成功を意識する)

文字通り小さなビジネスのことで、多くても「20名程度の組織を運営すること」「敢えて大きくしないけど、成長志向ではない」「理念による経営・強みに特化する」「楽しんで仕事ができ、長続きする」といった、売上至上とは少し立ち位置を少しずらす、けど、決して後ろ向きな姿勢ではないということ。
分かりきっていいることですが、超高齢、少子化の今とこれからは、パイの奪い合いしか見えてきません。インバウンドをターゲットとなると少し変わりますが、そこは横に置いて、大掛かりな事業拡大を目指すのではなく、お店にお越しくださる方を最大限にご贔屓していきたい。

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l セルフブランディング(肩書きを"ひとり工場長"にした理由)

なんとも中二病な発想ですが、結構まじめに考えました。理由はシンプルで、これからすべてを、ほぼ「ひとりでやることになる」からきたものです。
これまでは「統括本部の金城」のうしろにあった、会社という看板にのほほんと支えられてきましたが、これからそうはいきません。大した魅力もない僕にはアイコン的なものがほしいかったからです。代表とか社長でも良いのですが、どうせなら少し違う「趣き」「色」を付けたい欲からです。こんなことをわざわざ説明しているところが、なんとも恥ずかしい。

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l 自分らしい文化をつくる

僕が考えるブランドとは「好きになってもらう、選ばれ続けること」と考えていますが、超がつくほど難しい。魅力薄口の僕自身をファン化するなんて、到底無理なので、そこを補ってもらおう!という意図がここにあります。

自分で高度なクリエイティブ作品が作れる時代に
ChatGTP、MidjourneyをはじめとするAI技術の恩恵により、学べば誰でもクリエイティブな作品を生み出せる時代がはじまっています。それも少しのお金で。
楽曲、動画、イラスト、WEB、広告、ライティング、店舗パース、グラフィックデザイン、企画の初期段階でプロに依頼する工程が無くなり、今まで大手の広告代理店でしかできなかったことを、少ない予算で時間をかけて角度を上げることができ、初期段階でかけずにストックした費用で、素材をもとに仕上げをプロのクリエイターに形にしていもらう。そういうことも実現できる日も近いような気がしています。

「おやつ」「音」「映像」「キャラクター」
誰でもクリエイティブな作品が作れるようになりました。
僕が前に出たところで、正直、面白くない。
なのでお店の世界観を表現できるキャラクターと物語をつくることを考えています。彼らと物語をベースに楽曲や映像をつくり、WEBやSNSで広げていく。そんなことをやれないか、ということを深堀りしていきたいです。
世の中には僕の知らない素敵なクリエイターさんがたくさんいます。そんな方々と築き上げていきたいです。

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l お店が語りかける対象

場所やコミュニティ、どこかのグループの一人だったり、共通の好みを持つことは必要ないです。今の時代に逆のあるき方をしていると思います。拗ねているだとか、戦略とかではないです。ただ来て、ただ見に来て、ただ買っていたらそれでいいと思うからです。ただ、興味をもって、店の扉を開け、お越し頂いたお客様には、お店のサービスを伝えること、最大限の忖度をします。あなたのどこの誰とか分類して束ねて囲い込み的なコミュニティを設けることは考えていません。お店と「あなた」がいる。どこまでも小さな関係性を大切にしたいと考えています。
「あなた」という誰かに、まっすぐ届けられたらそれでいいです。


次回は僕でもできそうなサービスについて書いていこうと思います。
ご覧いただきありがとうございました。
いつか、お会いできる日を楽しみにしています。


最後に

好きなことばがありますので、ここに書かせてください。
ヘンリー・ルースさんが掲げたLIFE誌の有名なビジョンです。
どこでも、誰にでも通ずる大切なこと、価値観だとおもいます。

世界を見よう
危険でも立ち向かおう
壁の裏側をのぞこう
もっと近づこう
お互いを知ろう、そして感じよう
それが人生の目的だから

金城のインスタグラムです。
https://www.instagram.com/shouhei.kinjo/


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