見出し画像

友達のセルシオ

※画像は友達の用事で立ち寄ったトヨタ系ディーラーのカムリの試乗車です…友達のセルシオの写真見つからない…(涙)

自身は長らくニート生活をしていた故に年金の支払い猶予分もある上、社会復帰も契約社員(当初は時給制のフルタイムのアルバイト扱いだった)でボーナスが出ないので、現状大好きな車を購入できる状況に全くないのだけれど…(それも現職を休職中となり…社会復帰後の転職・経済活動頑張ります…)俺の地元の友達は通勤に必要なので車を持っていて、うち1人がトヨタのセルシオに乗っていたことあったのだけれど、その時のエピソードが忘れられないので書いてみる。

友達が乗っていたのは「トヨタ・セルシオ(30後期)(Goo-net様より)」というモデル(白色)で、購入したのは日本に初めてレクサスが導入された年…要するに、セルシオの販売が終了した時で、一番最後に販売されたのが↑の通称30後期と呼ばれるモデル。ちなみに中古車で購入し、確か購入価格は…300万以上で、月の返済が5万とか…まぁ、当時は大変だったと思うよね(汗)

その友達曰く「新車(レクサスLS)を除いて一番新しいモデル」だから選んだらしく、いわゆる改造された古いセルシオに乗る若い人たちをしり目に、セルシオとして一番新しい(最後の)モデルに乗る優越感もハンパなかったとのこと…確かに、当時そのモデルに乗っていた若い人といえば、地元でも友達位だったのかもしれない。

勿論、自分も納車後に早速乗せてもらったのだけれど…まず、車内は広いしシートも大きい。何より、V8エンジンを搭載しながら非常に静かなのにはびっくりした。静寂性という意味では、当時のレクサスよりもセルシオのほうが高いというのも聞いたことがある(レクサスの「若干エンジン聞こえる車づくり」が、運転好きの多い欧米向けということも関係しているとか…)。DVDも再生できる上Nakamichiの音響だから本当にすげーいいし、後席にはマッサージ機能もあって…まぁ、凄い車だなとは思ったよね。あとはエアーサスペンション!これは凄いね…本当に宇宙船みたいな乗り心地(乗ったことないけど/笑)

しばらくは納車時のまま乗っていたけど、元々改造好きな友達は早速思い描いていた計画を実行し始めて…現在より大きいホイールを購入し装着すること(インチアップ)を決めたのだけれど、このホイールがこれまた車体に対して大きいもので…ボディ内側にある泥除けの爪を折るのではなく(売る際に元に戻せるので)切る形でしか装着することができないとわかり…何しろ高級車だから「勿体ない」なんて声も結構聞こえてきたらしい…(笑)

とはいえ、大きめのホイールを装着した友達のセルシオは確かに…非常に迫力のある印象になり、街中でもさらに目立つ存在として結構振り返られたりじろじろ見られることが増えた…とのこと(ホワイトタイガーという異名すらあったらしい…)。さらに、先に紹介したエアーサスペンションのもう一つのカスタム上の利点…それは、車高を下げる(調整する)ことができるんだけど、これも友達はフルに活用し、車体とタイヤがこすれないギリギリまで下げたりして、エアロパーツも含めて目立たせる形で車を走らせていたんだけど…。

ある時に車載の車高センサーが異常を知らせるようになり、友達曰く「元に戻せない」状態になってしまい…(コンピュータ制御らしく、ディーラーで処理しないとどうにもならないらしい…)あろうことか、後部座席に人が載せられない、セダンとしては非常に致命的な状態になってしまったという…。2シーターのセルシオって…マッサージチェアあるのに乗れないなんて…(笑)

他に、格安で購入したマフラーを装着しようとしたら、マフラーの排気管部分と被るエアロの処理がとても大変で(ポリカーボネートは特殊技術が必要らしく、確か別のお店で1か月くらい後に漸く実現したらしい…)結局純正のマフラーを買う予算と同じくらい経費が掛かってしまったという話もあったなぁ…いや、車大好きだから内心そういう困難も傍から見てて羨ましい、って思ってたんだけどね(笑)

結局、その車には5年くらい乗って、現在はご家庭をお持ちなので別の車種に乗っているけど…よく考えれば2シーター化してしまった故に、セルシオは指で数えられる位しか乗せてもらったことがなかったなぁ…ちょっとだけ恨み節(うそうそ、今度アルファード乗せて♪/笑)

余談だけど、↑の友達の弟さんも左ハンドルのレクサスLS(セルシオ)の中古車を購入したのだけれど、一時期レクサスなのに「トヨタ」のマークがついてるという凄く不思議な使用になっていたのを覚えている…もともと前期仕様だったらしいんだけど、後期使用にするためにトヨタのパーツを取り付けた故らしい…でも、アメリカの日本車マニアにとっては涎モノの仕様だったんだろうなって思う(笑)

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?