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大学入試の思い出 ~最も輝いていた高校3年の時間~

意外かもしれないけど、自分は大学入試の際の苦しい思い出が本当に少ない。むしろ、高校3年の時は毎日学校に通うのが楽しみで、人生でも一番楽しかった時期だった位にキラキラしていたと思う。まぁ、男子校だったんで世間的な「青春」とは程遠い日々を過ごしてはいたのだけれど(笑)

高校時代は基本的に勉強と音楽と映画に明け暮れる日々だったと思うが、不思議と孤独ではなく寧ろ一番友人関係に恵まれていた時期だったと思う。地元の親友たちとの時間ももちろんそうだけど、高校時代は個性的な同級生も多く、彼らとの会話や交流は緩やかながらも非常に刺激的だったし、毎日が非常に充実していたように今振り返っても感じられる。

勉強にしても、第一志望が私立だったので「3科目」としての世界史、英語、国語だったんだけど…

世界史に関しては大変お世話になった先生方のおかげで、近現代史はほぼ満点に近い点数を取るほど得意科目になっていたし、国語に関しても女性の先生が多く現代文の先生がとても親切な方で、色々ノウハウを教えて頂いたりして読解力や文脈把握の向上につながったし、受験では出なかったのだけれど古文も先生が8個上の女性だったので、それだけでモチベになり結構頑張ったんだよね…(笑)

上記2科目は、第一志望においては「100点満点」ということでまぁまぁの比率の科目だったんだけど、国際文科系の学部志望だったので…英語が150点でメインだったんだよね…

そんな英語の勉強を支えてくださっていたのが…代ゼミのサテライト塾…今のオンライン塾のような感じで、当時は前年度の授業をDVDで録画したもので学んでいた…で画面越しに出会った「富田一彦」という、俺にとっては英語の基礎をすべて築いてくださった神様のような先生で、あまり得意とはいえなかったそれを基礎から徹底して学び直すことも含め、飛躍的に英語力向上につながったんだよね…。本当にあの時期がなければ今日の英検1級の合格もなかったと思うから、そういう意味では、今にも受験勉強って凄く活きてるし自身の「核」を担ってるのだと強く感じるし、非常に大切な時期に大切なことをちゃんとしてきたから報われた部分も感じられて…。

そんな感じで放課後に自主的に参加する学校の補習に参加しながら、代ゼミのオンラインにも通っていたので、連日帰宅が10時以降になることも多かったのだけれど…6時起きでもスパッと起床して毎朝通学していたので、努力というよりは相当バイタリティも高かったと思うし、あんな状態になれるのはホントにもう来ないんじゃないか…って位前向きだったと思うね。何より、基本的にノンストレスで過ごせたのは本当に有難かったね…中学時代はとにかく同級生との時間も含めてストレスも多かったのだけれど、将来の展望のために努力する時としては、本当に最高の環境がそろっていたのだと思う。

唯一、メチャクチャ大変な思いをしたのは…第3志望位の某語学系の大学の受験で大失敗しちゃって、実力のなさを痛感して第一志望まで1週間というときに猛勉強した時期かな…元々勉強は重ねてきたから、結果的に合格には繋がったけど、本当に「戻りたくない」時期といえばその時期位かもしれない(笑)ただ、その時に一度失敗したおかげで…警戒心と緊張感をもって第一志望に臨むことができたのだから、あれも必然だったのかなとも思ってる。

ただ、第一志望の合格が確定した段階でゲームに明け暮れる日々で虚無感に襲われて体重が一気に増加して、徐々に大学生活で感じる疎外感や苛立ちも含めて…何か日々の活力を次第に失っていく堕落が始まってきたんだよね…そこからは、志望動機でもある「半年の留学」を終えてから本当に下がりっぱなしで…結果的に「就職浪人」にまで落ちぶれていくのだけれど(苦笑)なので、本当に受験だけが人生だけじゃない、って凄く感じるんだよね…。

で、何が言いたいのかというと…受験において大事なのは「環境」と「先生」…だと強く感じているんだよね。がむしゃらに勉強するだけでは中々続かないと思うし、やっぱり継続できるだけの環境や先生にも凄く左右される部分、大きいかなと思う。でも、逆に言うなら「そういう部分を見つけるほうが楽」って意味だから…個々の努力だけに比重を強く置くのではなく、助けの部分も大いに活用していくのも大事かなと思う。

勿論、金銭面の問題等もあって厳しい部分も出てくると思うので…その際は、「いいテキスト」を見つけるスキルも大事かなと。何より、「受験のため」ではなく「将来のため」って考えると、モチベーションも上がるんじゃないかなと思うし、受験で学ぶことは大学の勉学や研究にもつながるので、そういうビジョンも含めて取り組むことも大事じゃないかと…。

ちなみに、トップ画像は「母校の野球グラウンド」を大学卒業後にニートしてた時に、地元の親友と訪れた際に撮影したもので…休日だったので校舎には立ち入らなかったんだけど、外の敷地は当時入ることができたので、懐かしくなって撮影したんだよね。自分は野球部ではなかったけど、ここでソフトボールの授業があったのは覚えてる…。

多分、唯一「あの時に戻れる時があったらいつ?」って言われたら、間違いなく高校3年の受験シーズンって答える位、充実した日々をこの画像を見ていても思い出すんだよね…。さて、そんな日々のような生活に戻るためにも、今年は頑張らないとな…。




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