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男2人×女1人の日常。近況報告①

2020年の1月には涼太の引っ越しも無事に終わり、やっと日常が戻ってきたような感覚。
涼太は地元にいながらも就職活動をしていたので、難なく私の日常へと混ざってきた。
そんな折、私は久しぶりになつと飲みに行くことに。
なつは私が引っ越してから初めてできた友達で、慎吾と面識がある。そして私のはちゃめちゃな恋愛事情を知っている一人です。

私 「久しぶりー!」
なつ「久しぶりー!元気だった?!」
私 「うん!なんとか生きてるよ!」
なつ「みたいだね!とりあえず、乾杯して今の状況を教えてよ!」

私はとりあえず一杯目から日本酒をチョイス。
それに付き合ってくれるなつが好き。

カンパーイ!と、ガラスをちんっと鳴らす。
なつと飲むお酒は、今から始まる楽しい時間を予感させる。
一口目のワクワク感は、どんな味なのかという気持ちと今から始まる時間への期待も含まれている。

なつ「最近、どんな感じ?」
私 「うん、あのね、私引っ越したの。」
なつ「え?妹さんと住んでなかった?」
私 「そうだったんだけど、妹が仕事の現場が変わるらしくて。後、彼氏と住むって11月ぐらいに言われてバタバタだったんだよー笑」
なつ「それは大変だったね。妹さん、彼氏と同棲かぁ。」
私 「あの子は結婚願望が昔から強いからねー。正月にその同棲している彼氏を連れて実家に帰ったらしいよ。」
なつ「親公認なんて、もう結婚するんじゃない?」
私 「それがさ、結婚する!って張り切ってたんだけど、正月に彼氏と私の実家に帰った事によって彼氏の嫌な所が見えたらしくて・・・この間別れてた・・・」
なつ「え!?一緒に住み始めたばかりだよね!?」
私 「そうなんだよ。ほんとに、考えなしなんだから。私その彼氏に会ったことはないんだけど、同情するわ・・・」
なつ「それは・・・妹さん、見極めが甘かったねぇ。」
私 「お姉ちゃんは頭が痛いよ・・・あ、それで、涼太もこっちに引っ越してきた。」
なつ「えー!?ついに!?このタイミングで!?というか、ついでみたいに重大な事をサラッと言うなよ!」

ごめん、その反応が見たくて・・・。


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