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「書く習慣」 1ヶ月チャレンジ【14日目】

はじめに

初めましての人は初めまして。顔馴染みの人はこんにちは。
趣味リーマンと申します。

 本記事では「書く習慣:自分と人生が変わるいちばん大切な文章力」(いしかわゆき先生著) の巻末『「書く習慣」1ヶ月チャレンジ』を参考に1ヶ月間、お題に沿った投稿をしていきます。
 成長できるかはわかりませんが、日々努力していきますので、その過程もぜひご覧いただければと思いますのでお付き合いください。
 先生の本のおかげで書く習慣を身に付けたい、自分の創作物をアウトプットしたいという気持ちが沸々と湧き上がった次第です。

 ちなみにサムネは私が愛してやまないイラストレーターが、キャラ原案を担当したCUE!(現在サービス終了)と私の愛と思い出の記録です。

Day14 これまで夢中になったモノやコト

 熱し易く冷め易いオタクの典型であるため、夢中になったモノは数知れず、なのですがかつて夢中になったもので一番熱量があったのは西尾維新先生です。現在も夢中(もはや熱狂)なイラストレーターさんはこの記事で愛を語り切れる気がしないのでまた今度。
 西尾維新作品と出会ったのは僕の場合は刀語から。当時学生だった私は学校の図書館で彼らに出会いました。一際目立つ銀の箱に赤い本。つい手をとってしまったのが運の尽きです。止まらぬ間に全巻読破からの全巻自前購入。しかもちょうどその時にアニメもやっていたものだからさぁ大変。最終的にはDVD全巻を中古屋で都度都度探して揃えるほどにははまってしまいました。

刀語1巻
全12巻。西尾維新作品は最後が間延びになるという欠点があると自分は思っているのですが、
刀語は月1刊行で1年間という期限があったためか、しっかりと終わりがあって
西尾維新初心者にも読みやすいと思います。

 刀語の後通ったのは人間シリーズ→戯言シリーズ。普通なら同じ系列の化物語に行くのが自然かと思いますが、ちょうど刀語を読み終えたくらいのタイミングでちょうど『零崎人識の人間関係』が4冊同時発売された時期だったんですね。そこから流れで戯言までノンストップで読み進めました。
そこで運命の出会いをしてしまいます。それは哀川潤(↓)という登場人物で、一言でいうと王道を体現した人物です。王道ジャンキー(詳しくはDay5を是非ご一読ください)であるところの私にはぶっ刺さりました。さらにはこのシリーズは西尾維新作品の中でも随一に中二病を誘発しやすい本となっています。その時の私は中坊くらい、つまり最良(致命的)な時期の出会いでした…。彼女のイメージカラーであるワインレッドに持ち物すべてが染まる黒歴史ならぬ赤歴史を創造するに至りました。今思い出すと顔が真っ赤に染まる思いです。

「ネコソギラジカル 上」
哀川潤、肩書は人類最強の請負人の赤い人。竹先生の絵は最高だなぁ。
実はこの戯言シリーズが西尾維新先生のデビュー作品で歴史が一番深いです。
このシリーズは中二病誘発力が随一で高いです。言葉遊びのシニカルな作風、
年頃のお子様に与える際は要注意

 そしてついに物語シリーズですね。ちょうどこのころにめだかボックスの連載も始まっており並行して読み、観進めていたかな。ここで運命の出会いpart2。物語シリーズより忍野忍さんです。この人(怪異?)も私の性癖をこじらせた。好きすぎて一番くじが出れば必ずフィギュアを手に入れていたほどです。いまだに実家にグッズが無限に眠っています。というかいまだにグッズが出たら普通に買ってしまう…。

シリーズ5冊目 傷物語
表示を飾っている子は忍野忍のようでいて実は違う娘です。
気になった方はぜひ作品をお読みください。
めだかボックスとともに西尾維新作品の中ではかなりマイルドで、西尾節と呼ばれる言葉遊びを
ふんだんに使いつつも、誰にでも受け入れやすいようなライトな作風が特徴です。
アニメもあるし門戸は広めなのでまず見てみるかの人にはおすすめ。

 そのあとは悲鳴伝に連なる伝説シリーズや少女不十分などこまごまと読み進めつつ、ずーっと続いている物語シリーズを追いかけてきた次第です。追いかけるものが物語シリーズだけになったのもあり、さすがに大学生活も後半に入ったあたりから熱はやや弱まりましたが中高生の時の自分の熱気は今思い出しても怖いものがあります。お小遣いとか全部これらに捧げてたもの。
 あと、学生の頃の私ってば結構本を読んでいたんだなと感心する心も芽生えました。西尾維新作品だけでかなりの冊数だと思うのですが当時は全く苦に感じていなかったように思います。夢中の力恐るべし。

 ちなみに西尾維新作品は下火になりつつあったのですが最近急にまた盛り上がりを見せ始めてきました。物語シリーズ最新作である『戦物語』の発売、物語シリーズのコラボカフェの開催(2023年7月5日まで)や、戯言シリーズ15年ぶり(!?)の続刊『キドナプキディング』発売など。私もこの急な供給にあの頃の熱中具合に火が付き始めてきています。
中でも一番熱いのが週刊少年ジャンプで連載中の『暗号学園のいろは』です。打ち切り詐欺や口の悪い黛冬優子(別作品アイドルマスターシャイニーカラーズのキャラクター)などでちょこちょことTwitterなどで話題になったりしている本作ですが、普通に内容が面白い。作画もよくて読みやすく引き込まれやすいです。ここから一話を見れるので是非ご一読を。
追記:#次に来るマンガ大賞2023 にノミネートされてたみたいです!
参考↓

 夢中になったものを語っていたはずが、いつの間にかわたしがかつてハマった沼への布教活動になっていましたが今日はここまで。
お相手は『――ハッピーエンド以外は認めねぇっつーの』※1、趣味リーマンでした。
サンCUE!

※1 西尾維新 『ネコソギラジカル 下』より引用

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