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人生を変える「コミュニティの使い方」

今年はコミュニティづくりを頑張っていこうと思い、さっそく募集をはじめてみた。すると、思いの外たくさんの方に集まって頂き、本当に嬉しく思う。ありがたい。頑張って盛り上げていこうと思う。

このコミュニティでは、WEBデザイナー、エンジニアだけでなく、グラフィックデザイナー、UI / UXデザイナー、ディレクター、マーケターなど、様々な人が集まり、最終的に自分のプロダクトやサービスを作りたい人たちが、切磋琢磨しあう場だ。また、これは今、参加して頂いているみなさんに話を聞いて思ったのだが「事業の発展を支援していきたい事業指向のクリエイター」にとっても、成長できる場にしていきたい。

なお、今回のコミュニティは、後々「クリエイター村」になるという計画である。村の詳細に関しては、記事の最後に掲載しておく。本記事のテーマを理解して頂いたあとで、ぜひ読んでみると面白いと思う。

現状、コミュニティは「招待制」もしくは「定期的に実施される人数限定メンバー募集」でだけ参加できる。メンバー募集は下記の「LINE公式アカウント」で募集していくので、興味があれば、ぜひ参加してみてほしい。ちなみに現在、コミュニティは無料だが、どこかのタイミング以降のメンバーに関しては有料化は考えている。早めに参加した方が間違いなく得だ。

■ 事前登録LINE公式アカウント
https://lin.ee/x3by7gp

ということで、今回の本題である。それぞれ、何かしらのコミュニティに参加している方も多いと思うが、実際、こうしたコミュニティは、どう活用するのが最も有益に使えるのだろうか。

僕自身、かつてイベントを中心に数百人規模のコミュニティを作ったりもしてきた。これまで活動してきた経験を元に、最も有益な「コミュニティ」の使い方をご紹介させて頂く。

最も有益なコミュニティの使い方

これはもう、明確な答えが1つある。コミュニティ内で「仕掛けていく側」になることだ。自分でイベントなどの「機会」を作り出し、メンバーを巻き込んで、何か「こと」を起こす側になることである。今まで様々なコミュニティやグループに巻き込まれてきたが、その中で「出る杭」になればなるほど、自分が成長できた。

まず、主催する人には人が集まる。参加する人ではなく、中心として活動する人に対して、様々なリソースが「偏って」集まる。そして、人が集まれば、夢だと思っていたことですら、たやすく達成してしまったりする。仕事も一番集まってくる。結果、お金も集まる。さらに、様々な深い経験を得られ、たくさんの機会も手に入る。それは、参加者側の比ではない。「圧倒的」な違いだ。とてもじゃないが、そのメリットは比較にならない。主催が得られるメリットを整理すると、下記のようになる。

・人のつながり
・手伝ってくれる仲間
・将来の仕事
・主催としての権威性と信頼、影響力
・企画や集客の知見や経験
・有料であればお金

これらは、単なる参加者側でいると、ほとんど手に入れられないか、手に入れられたとしても、主催者が10手に入れられるところ、1〜2程度だろう。主催者が100人のつながりを得られるとしたら、参加者は10人しか得られないし、仲間を10人、獲得できるとしたら、参加者は1人だ。結果、将来の仕事も主催者は10案件得られるが、参加者は実力が同程度でも2案件、話がくればいい方だろう。最終的に獲得できるお金も同程度の印象だ。さらに、企画を成功に導く経験、リーダーシップスキル、マネジメント、集客、マーケティング、一通り、経験できるのである。圧倒的差だ。

主催すると、何も持たない人にもリーダー性が生まれる

そして、何より大きな効果が、まったく何も持たない人でも信頼感とリーダー性、権威性、影響力を手に入れられることだ。スキルが何もなくても問題ない。時間をかけて経験やスキル、実績を手に入れる必要さえない。自分が何か企画を主催して、成功させるだけでいい。もちろん、周りに不快な思いをさせない人間性あってのことだが、かといって、極端にいい人になる必要もないのである。

自分から人に会いに行く必要なんてない。会いたい人の方から、自分に会いに来てくれる。誰もが一緒に何かしたいと、機会を提案してくれる。自分はその中から選ぶだけだ。予め自分が「何をできるか」周知しているのなら、直接仕事にも繋がる。繋がっている人が、コミュニティ外の人を紹介してくれて、さらに大きなチャンスに繋がっていく。プライベートな出会いにもまったく困る必要もないだろう。おまけに、企画をすることで、自分で人を集め運営する知識や知見が蓄積され、一種のスキルやリーダーシップとして自分の中に残るのだ。

自分から声をかけても、話に乗ってくれる人は多い。このように、主催であることは、何も持たない人にさえ、一種の権威性を生む。自分に権威性が何もなければ、企画を主催したらいい。その企画を成功させるだけで、信頼感を獲得し、権威性は生まれるのだ。結果、サービス等をリリースした時も、一気に使ってくれる人が増える。クラウドファンディングをしても、たくさんの支援が集まるだろう。もちろん、お金も集まる。主催して、場の中心になるとはそういうことだ。

もちろん、大変なことも多い。主催した限りは、どんな形であれ、最後までやりきらなければならない。しかし、その大変さを越える膨大なメリットを得ることができる。なにより、大変だけど楽しい。

正直、僕が仕事獲得に何の苦労もなく、フリーランスや事業開発で10年も生き延びてこれたのは、過去、ずっとコミュニティの中でも主催側にいたからだ。だから膨大な人と機会、チャンスが集まり、自分がやりたいことだけ選ぶことができた。もし参加者側だけだったら、確実に得られなかったことである。そして、過去の恩恵が未だ10年以上にも渡って、僕を支え続けてくれている。それほどまでに、コミュニティで主催側にまわることで、膨大な価値を得られるのだ。

主催じゃないなら「提供する側」にまわること

通常、なんらかのコミュニティに入った時、自分が「受け手側」になってしまうケースが多いと思う。誰かが何かを与えてくれることを期待してしまう。仕方が無いことではあるが、コミュニティとは、待っていても充分に何かをもらえる場所ではない。自分が動かないと、その価値の5%も得られない。一方で、価値を最大限活かせるのが、先程もお話した主催だ。主催することのメリットは、すでにお伝えした通りである。

もし主催するのが流石に荷が重いのなら、サポートする人になればいい。誰かがプロジェクトを立ち上げたとする。なら、そのプロジェクトに対して、自分が価値を提供することで、人や機会等のメリットは得ることができる。

例えば勉強会やイベントなどに「一緒にいこう」という募集があったとする。誰かが生んだ機会でも、自分が積極的に関わり、手伝う側にいれば主催と同じメリットを得られる。成功させることで、そのメンバーは、リーダーとしての位置づけと信頼感を得られるだろう。

大切なのは、提供することだ。価値を受け取るのではなく、自ら与えていくこと。よく耳にする言葉だろうが、すべて共通しているのだ。価値を提供することで、自分が提供した価値の比ではない、最大の価値を得られるようになる。より「大勢」に価値を提供すればするほど、その傾向は強まる。

最も価値を得られないのは誰か

これも答えは明確で「情報を受け取るだけの人」だ。どこのコミュニティにも、価値を受け取るだけの人もいるだろう。しかし残念ながら、その人はコミュニティの価値を10%も活用できていないと言っていい。

理由は、人を巻き込めないからだ。コミュニティの本当の価値は人とのコミュニケーションで生まれる相乗効果だ。人との接点で価値が生まれるからこそのコミュニティなのである。もし情報を受け取りたいだけなら、他にいくらでも方法はある。僕も必要な情報はこうしてnoteで発信している。人を巻き込んだり、人と何かをしないなら、コミュニティである必要はないのだ。

参加した人には、リアルな体験を持って習得した知見、ノウハウ、人脈、機会を得る。さらに、一通り参加したことで人間として、スキルとしての成長、ノウハウ、数多くの学びがある。

受け取るだけでも、その結果をインプットはできるだろう。しかし、使いこなせるようにはならない。スキル学習でインプットだけしても、アウトプットが上手くならないのと一緒だ。参加することでアウトプットし、成長できる。これが、長期的に知識、知見、経験の差になり、人生の差になるのだ。コミュニティでも人生でも、加担は傍観に勝る。

自分で主催することと、コミュニティで主催することの違い

ここで、主催するなら「コミュニティ関係なく自分で主催」したほうがいいと考える人もいるかもしれない。だが圧倒的に「コミュニティで主催したほうが楽」なのだ。なぜだろうか。

コミュニティは言ってみれば「補助輪」だ。何か企画する時には、必ずと言っていいほど、告知と集客の問題が立ちはだかる。ところが、コミュニティを活用して主催することで、告知も集客もすでにある程度成功しているようなものだ。普段からコミュニケーションが取れていれば、ゼロからスタートするわけではない。半分はすでに攻略されているようなものである。これが最大のメリットと言っていいだろう。

しかも、運営メンバーまで自ら名乗り出てくれるケースも多い。色々な人が何かあったら手伝うと声をかけくれて、まるで学園祭のように楽しんで手を貸してくれるのだ。集客だけでなく、チームメンバーも気心知れた中で集めることができる。これほど何かを主催しやすい環境は、そうそう無いだろう。内側から外まで、トータルでサポートしてくれる補助輪なのだ。しかもコミュニティ運営者もサポートしてくれるだろう。

自分だけでチームを作り、主催し、しっかり集客をするのは本当に大変だ。しかしコミュニティという補助輪があれば、たくさんの人が主体的に参加してくれる。むしろ、コミュニティを使わずに企画を主催することのメリットが見当たらないほどである。主催側も「利益を折半しろ」とは言わないだろう。もしそんなコミュニティがあれば、一刻も早く抜けたほうがいい。

「主催」と「影響力」の関係性

主催した側が得られるメリットを数えると、参加した側と比べて体感数十倍だ。それだけの価値があることは間違いない。しかも、主催した企画の規模が大きければ大きいほど、自分の中の価値になる。

影響力をつけたい、たくさんの人を巻き込んで何かしたい。仕事が欲しい。権威性がほしい。なら、コミュニティを利用して企画を主催しよう。すでにスキルを持っているならなおさらだ。スキルに対して、企画で得た一連の価値が上乗せされる。もはや無敵だ。

SNSの発信だけで影響力をつけようとするのもいい。しかし、直接的なつながりで何かを仕掛け、成功した場合、そこで得た力はSNSの発信力を何倍にも増幅してくれる。オンラインとオフラインは、決して個別のものではない。表と裏のように作用しあっている。今影響力を持つインフルエンサーを見てみるといい。オンラインだけで今の位置を手に入れた人は、ほとんどいない。必ず、オフラインでの生き方や行動、ソーシャルネットワーク以外で得たスキルや知識、実績が、影響力を引き出している。

なのに多くの人はどういうわけか、オンラインだけで完結しようとする。スキルや実力があるならよい。その実績や結果で人はついてくる。しかし、スキルも実績もない人が影響力や権威性を最速で獲得するには「主催」しかない。何かことを起こして、リーダーシップを取る。その結果、ネット上の発言力が強まり、影響力を遠くまで広げてくれるのだ。もし実績もスキルもある人が同じことをすれば、先程も言ったとおり、即座に影響力も権威性も獲得できるだろう。コミュニティはそうした主催に関連する活動の負担を、何分の一かに減らしてくれる。使わない手はない。

まとめ

今回の話は、僕がフリーランスとして成長できた、一番のターニングポイントと言っていい。コミュニティにいくつも所属し、人と知り合い、アートイベントと音楽イベントを各コミュニティを通して企画した。だからこそ、多くの人が集まり、仲間ができ、抱えきれないくらいの仕事を獲得できたのである。

さらに主催を通して、集客方法やリーダーシップ、発信力、企画力を鍛えていたからこそ、何の弊害もなく事業をスタートさせ、いくつか成功させることが出来たのだ。僕の成功体験は「コミュニティ」と「主催」がなければ、間違いなく存在していなかった。すべての成功体験の大元と言ってもいいかもしれない。

だからこそ、僕はコミュニティを軽視しないし、どうすればコミュニティを活用して人生をアップデートできるかも理解しているつもりだ。ぜひ、勇気を振り絞って主催してみてほしい。もし主催でなければ、せめて提供する側として活動してみてほしい。その結果として、人生を変えるような大きな価値を手に入れることが出来るだろう。

なお、冒頭で紹介した村とは下記である。
ぜひ読んでみてほしい。

最後に、今イチオシの仕事を載せておく。

WEBデザイナーやエンジニアを目指す方、そして、現役の方でキャリアに悩んでいる方は、絶対読んで欲しい。

では、また次回。

サポートして頂けたお金は主に『クリエイター村』の開発に使わせて頂きます! サポートしてもらえればもらえただけ、村の開発が早まります。