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【初心者向け】Webマーケティングって結局何なの?を解説してみる

こんにちは、豊藏(@shotatykr)です。

普段はSEOとCROが強みのWebマーケティング会社アイオイクスにてWebコンサルタントをしています。

突然ですが、あなたはWebマーケティングという仕事にどんなイメージを持っていますか?

Webマーケティングってなんか横文字で言うとカッコ良いですよね。

私も、この仕事を始めるまでWebマーケティングという仕事の具体的なイメージがよくわかりませんでした。

結論、Webマーケティングというのは「ネットで商品を売るための技術の総称」と捉えてもらえると良いのかなと思います。

そこで、今日はこのWebマーケティングというものを細かな内容に分解をしていきたいなと思います。

(※注:この記事は特定の権威や本に基づいた体系的な話ではありませんご了承ください)

前提:Webマーケティングは事業戦略に紐づく

このnoteではWebマーケティングという事象を更に分解していきますが、前提としてWebマーケティング自体は「事業の戦略」に紐づきます。

企業は誰かに何かを提供することで対価としてお金を受け取ります。

その何かを誰かに届けるために必要なのが会社であり、一人じゃ出来ない事を実現するために会社があります。

会社には経営戦略があります。シンプルにいうと「どうやって会社を伸ばすか」の方向性です。

良いプロダクトを作る、サービスを提供する、そのサービスを認知させるためにテレビCMを打つ、新聞広告を打つ、商業施設に店舗を作る等事業によって色々な方向性があります。

その中でも、主にインターネットを活用した「購買活動」を促すのがWebマーケティングの役割です。

Webマーケティングの全体像

ここから先はやや私の独断と偏見が入りますが、Webマーケティングという活動をとりあえず分解してみました。

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ここから一つずつ詳細に落としていきます。

SEO(検索エンジン最適化)

一つ目は検索エンジン最適化です。

あなたもGoogleやYahooのサーチエンジンを使って調べ物をした経験は少なくないかと思います。

この検索エンジンで調べ物をし、自社の商品やサービスが上位表示されていると購買活動が発生する可能性があります。

例えば「コスメ おすすめ」とかで調べると1ページ目には「@cosme」という化粧品の人気商品が集められた口コミサイトが掲載されます。

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この流れでサイトに入り、気になる商品を見つけたら購入したりしますよね。

このように、SEOは検索行動を起点に購買や特定の行動を促す為の手法です。

ここは私の所属しているアイオイクスが強みとおいているものです。

CRO(コンバージョン率最適化)

次に、コンバージョン率最適化の話をします。

コンバージョンとは日本語に直すと「変換」という意味です。

何故変換という意味なのか少し解説します。

Webサイトのユーザー行動は基本的にページ単位で動きます。

例えば、企業のトップページを見る→企業の事業内容ページを見る→企業のお問合せページを見る..といった感じですね。

この時、企業の事業内容ページを見ている人は「どんな事業をしているのだろうか...」と考えているユーザーです。

そこから問い合わせページに移動したユーザーは「この企業に問い合わせしようかな...」と悩んでいるユーザーです。

問い合わせページに項目を入れて送信したユーザーは「申し込みをするというアクションをしたユーザーとなります。

このように、ユーザーのフェーズが「変換」するためコンバージョンと呼ばれます。(多分w)

こうしたユーザー行動を一つ一つデータを元に振り返り、目的とする行動を促す活動の総称が「CRO」です。

ヒートマップを使ったり、A/Bテストをしたり、色々なツールを元に定量数値を最大化を目指します。

ここも弊社が得意な領域の一つです。

運用型広告

あなたもYahooのトップページを見ている時に広告がでているのを見たことがあるかもしれません。

運用型広告とは、企業がお金を払って特定のユーザーに購買活動を促す広告です。

あなたがGoogleやFacebookにて登録した情報や、今まで見たサイト、ページを元に、興味のありそうな広告を出す仕組みもあれば、特定のキーワードで検索したユーザー向けに表示する広告等もあります。

これらは1クリックあたりいくら。というものもあれば、固定費でいくら。というもの等様々な種類があります。

運用型広告ではどんな広告、画像、文字がクリックされやすいか等を改善し、少しずつ目的とする行動を促していきます。

SNS

TwitterやInstagram等、仲の良い人や興味のある人が直接発信した情報を受け取れるサービスですね。

個人だけではなく、企業もアカウントを運営しています。

例えば、Instagramであればあなたがお気に入りのファッションブランドをフォローし、投稿を見ていたら、気になる洋服が見つかり、ECサイトにて購入する...というような流れを取ります。

SNSは接点の数が重要なポイントのため、企業によっては「インフルエンサーマーケティング」という、影響力のある特定の個人に投稿を依頼し、商品の感想等を発信してもらう。という方法もあります。

YouTube

YouTubeは、今世界で最も大きなプラットフォームです。

ヒカキンさんが制作している動画には合間合間で企業の広告が流れます。

何と言っても見られる回数がすごいので、興味を持ったユーザーは商品ページに移動して商品を購入したりします。

このような差し込みされる広告はイメージ湧きやすいかと思いますが、こと企業のWebマーケティングにおいては企業のブランディング活動にて使われるケースもあります。

例えば、スポーツブランドの雄でもあるnikeは毎回非常に凝ったクリエイティブでカッコ良い動画を発信することでブランドの価値を高めています。

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その他にも、企業の活動を発信する等様々なやり方があります。

ポイントとしては「必ずしも広告目的ではない」という所ですかね。

一見購買活動に結びつかないものにでも、活用されているというのが押さえておきたいポイントです。

メール

メールマーケティングは古くからありますが、現在もその影響力は強く残っています。

よくあるパターンとしては1.無料のメールマガジンに登録してもらう。→2.良い情報を発信し見てもらう→3.メール内にて告知や商品の宣伝を行う。→4.購買ページに繋げる。という形ですね。

メールマガジンのほとんどはリスト管理がされており、解除されない限りユーザーに直接届けられるので、人気のあるメルマガのマーケティング効果は非常に大きいです。

サイト制作

Webマーケティングをやるうえで、サイトの制作を見逃すことは出来ません。

サイト制作ではコンセプト、目的、機能、デザイン、UI/UX、ITインフラ、SEO...と非常に様々の観点から考える必要があります。

例えば、「問い合わせを増やしたい。」というサイトであれば、自社の魅力や強み、費用やサービスの内容等をページに盛り込み、最終的に問い合わせに繋がる作りをしなければいけません。

一方で、自社の製品を販売するECサイトであれば、商品のカテゴリー構造、集客の方法、商品を見つけやすい仕組み、個人情報の管理、簡単に購入できるか...等の観点で考える必要があります。

このように、サイトの性質、目的によって構成や作り方も変わります。

Webinar

これはやや入れるか迷いましたが、コロナ禍でWebマーケティングの重要な施策の一つになっていると考えています。

Webinarとは、いわゆるセミナーのWeb版です。

企業のノウハウを外部に発信する。事例を紹介する。外部の方と交流する等様々な切り口で行われていたセミナーですが、会場設営や集客の問題もあり、少しハードルの高い手法でした。

しかし、現在はリモートワークが進み、PCのスペックも向上していることから、場所や時間に依存せず、色々な切り口から企業が直接情報を発信できるようになりました。

リモートワーク移行により最近利用者が増大したZOOMにもWebinarプランというものがあり、このツールを使えば自宅からでも気軽にセミナーを行うことが出来ます。

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弊社もこのZOOMにてWebinarを定期的に実施しています。

まとめ

本日は、「Webマーケティングって結局何なの?」という疑問に答えるべく、1つ分解してどんな手法があるのかについて、初心者向けにザーッと説明してみました。

Webマーケティングは「ネットで商品を売るための技術の総称」であり、今日ご紹介した様々な手法を組み合わせて「特定の目的に向けて施策を打つ」ものだとご理解いただけたのではないでしょうか。

読んでいただくと感じると思いますが、Webマーケティングをやるには様々な手法や考え方が必要となります。

実際は結構泥臭く、地道な活動の積み重ねであったりしますw

全ての手法のノウハウや技術を完全に理解するのは難しいですし、Webマーケティングを本業にしている私自身もまだまだ知識不足の事、モノがたくさんあります。

一方で、Webマーケティングはあなたの非常に身近な存在としてあるものというのも伝わったかなと思います。

是非この記事でWebマーケティングの理解が少し深まり、自分が興味のある分野について詳細を調べる足掛かりにしてもらえたらうれしいです!

以上、豊藏(@shotatykr)でした!



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