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ずっと何者かになりたかった


行動力あるよね!すごいね!

大学生になってからよく言われるようになった言葉。


正直ずっとこの言葉たちに苦しめられていた

行動力ある自分でなければならない

周りからすごいと認められる自分でなきゃ価値がない


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高校まで野球一筋。週6で部活で、毎日なんだかんだ文句も言いながら野球を続けていた。

そんな僕は大学に入り、困ったことがあった。それが、

やりたいことがない


今まで強制的に時間を制限されていたが、今は全て自分で決められる


ずっと自由を求めていたはずなのに、いざ自由になると特にやることもやりたいこともない。

バイトは楽しくないし、心にぽっかり穴が空いた気分


そこで僕は気づいてしまった

人に言われたことやった方がラク


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とりあえずなんかはじめようと、キックボクシング・スノボー・キャンプなどなどはじめた。

中でも1番楽しかったのが海外旅行ヒッチハイクでどんどんのめり込んでいった。

気づいたら海外は7カ国くらい、ヒッチハイクは東京→四国まで気づいたら行ってた笑


そんな中徐々に周りからこんな声が聞こえる

めっちゃ海外行ってるよね」「めっちゃすごい!」

「その行動力まじ尊敬だわ!」


最初はなんか嬉しかったが、だんだんこの言葉たちが自分を苦しめた

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海外に行っている自分。

色々行動している自分。

そうしている自分に価値があり、そうしていない自分は価値がない

そう自分を縛り始めていたのにずっと気づくことができなかった。



野球を辞め、自分の存在価値を見失い

そして、思い切って新しいことに挑戦してみた。しかし、


好奇心で動いていたはずのことが、

だんだん周りの思っている自分を演じるのに必死になっていた。


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そうしたとき、あるに出会った。

その本にはこう書かれていた。

「葬儀を想像してみて。そして、次の4つの質問に真剣に向き合ってみな。

・集まってくれた人に、あなたの人生について何と言ってほしい?
・みんなに自分の人格のどういうところを見てほしかった?
・どういう貢献や業績を覚えていてほしい?
・彼らの人生にどういう影響を及ぼしたかった?

よーく考えてみて。生きる上で大切なことがきっと見えてくるよ」


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他人の期待に応えなくていい。

無理しなくていい。

頑張らなくていい。

認められなくていい。

今の自分のままでいい。

そう自分を許せたとき、スッと心が軽くなった。


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何者になれなくてもいい、自分の心が納得していれば

自分の心に素直に生きることを大事に。



好きなときに好きな人に好きなだけ時間を共有する。

そのために今、目の前にいる人との時間を大切にすること。


大丈夫、答え合わせはまだ先だから






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