社会人1年目を迎える君へ
久しぶりの出社日。バタバタして帰りが遅くなり、終電に駆け込んだある日のこと。家までの帰路でほぼ満開に近い桜並木が、いっぱいに広がっていた。
昨年の今頃、同じ場所で同じ桜並木を見ていたのがもう1年前かと思い、
時の流れの凄まじさに少し寂しさを感じた。
1年前に、桜並木を見たときには想像してなかった「今」が改めて不思議だなあと感じながら、今の自分なら、1年前の自分へどんな言葉を伝えるのだろうか。まだまだ半人前にもなっていないけど、1年前の自分に向けてメッセージを書いてみようと思う。
自分自身を苦しめた言葉
本当はこうしなきゃいけないのに!
自分がもっとこうならないと!
私がこの一年で自分に一番多くかけた言葉。
もちろん反省や、失敗からの学びって大事だ。
だけど、自分のせいじゃないことに対して、自分のせいだって自分を責めること、もっと自分がちゃんとコントロールしないといけないというマインドは、自分を不用意に傷つける。不用意に自分の首をしめる。
だって、どうしようもできないことだってあるから。
自分なりのベストを尽くしたのに、それを自分で認めてあげられなくて、もっと数字を出さなきゃ、もっと成果を出さなきゃって。それはビジネス的には良いのかもしれない。
でも、この先働き続けるならば、その思考は全然サステイナブルじゃない。いくら自分を責めても、責め続けても、要因が自分にないのなら、そこで良くなる限界値ってすぐ目の前にきている。
だから、うまくいかなかったり、思い通りにいかなかったとしても、
でも私はベストを尽くした!そんな時もある!
って口に出してみて欲しい。
変に自分で全部抱え込んだり、背負ったりするのって、最終的に、自分も組織もハッピーになれない。
だから、不用意な責任感とか持たないことが、いいマインドセットに繋がり、仕事も人間関係もうまくやるコツだと思う。
無責任で生きていい
責任感持たないなんて無責任だ!って言われるかもしれないけど、今の仕事ではなくても、仕事は世にたくさんある。嫌ならいつだって辞めていい。
自分を失ったり、どんどん嫌いな自分になっていくのであれば、全然辞めたっていいんだって頭の片隅に置いておくこと。
私は仕事を軸に生きることに大学生の頃は憧れを抱いていた。もっと面白いことやりたい!たくさんの人巻き込んで大きなことやっていきたいと思っていた。
今もその気持ちは変わらない。でも、自分自身が壊れるまではしたくないと思う。だから、いつ辞めてもいいって頭の片隅に入れている。
無責任って言葉は結局、他人軸なんだよ。
自分軸で見ると、無責任、じゃなくて、
ただ自分の心に従っただけ。
それ以上でもそれ以下でもない。
だから、
今辞めたら無責任かな。
ここで誰かに助けをもらったら無責任かも。
って私と同じく自分を責めている人がいるなら、
代わりに自分を抱きしめてあげてほしい。
そんな言葉をかけてごめんね。
そしてここまで頑張った私はえらいよ、ありがとう、って。
最後に…
こんなに言っても、きっとあなたは、
”負けたくない!仕事をしたい!速く成長したい!役に立ちたい!”
そう思っていると思う。まぁそれでいい。
じゃ、最後に一つだけ覚えておいてほしいことを伝える。
努力すれば必死だと笑われる。なんにもしなければ無職だと後ろ指をさされる。恋人がいればそんな奴で大丈夫かと言われる。
恋人がいなければ寂しくないのかと言われる。恋人未満の関係は、とりあえずやめとけと言われる。やめとけと言われてやめられるようなら、そもそも始めていないのですが。
個性を突き詰めれば異性のウケが悪いと言われる。無難を極めると遊び心がないと言われる。結婚しなければ孤独死するぞと言われる。
結婚すると子供の予定はと訊かれる。子供ができれば二人目はなどと訊かれる。引っ越さないのかと言われる。
なにを言っても、なにをやっても、槍は飛んでくる。クソリプは飛んでくる。
ですので、我々が言うべき台詞はたった一つです。
うるせえ。黙ってろ。私は私の好きなように生きる。おまえもおまえの好きなように生きて死ね。
引用:20代で得た知見
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