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大手製造業にいた目立つ社員

はじめに

最近の私は、数多くの優秀な人に囲まれている気がしました。
今まで製造業で働いていたときは、ここまで優秀な人に囲まれて
仕事していたのだろうかと思いました。
考えていくうちに、私が製造業で出会った人たちは
どんな人だっただろうかと回顧するようになりました。

自分の思い込みかもしれませんが、私の周りの人を思い出してると
仕事ができないなーというような人が多かった気がしました。
もちろん優秀な人もいましたが、大手となると仕事ができない人が
目立ってしまうんですよね…

今回は私が見てきた、大手製造業にいた仕事ができない人を
紹介したいと思います。
なぜ仕事ができない人が目立つのか、見ているとわかる気がします。

仕事のできない社員はこんな人

大手製造業にはこのような人が非常に多かったです。
恐らく大手で仕事ができないというのは、大体この3パターンでは
ないかなと思いました。

  • 上司のことしか考えない人:ヒラメ社員

  • 目先の作業しか考えない人:ロボット社員

  • 世の中や他人を考えない人:モンスター社員

上司のことしか考えない社員
(ヒラメ社員)

自分の直属の上司を、気持ちよくする事しか考えない人のことです。
このような社員を「ヒラメ社員」といいます。

自分の顧客は上司だと思っており、とにかく上司だけが大事な人です。
自分よりも、部下よりも、お客様よりも、何よりも上司ファーストです。
身近にヒラメ社員がいたら見るとわかりますが、ヒラメ社員は
ちょっとした上司の仕草や異変があると、人一倍敏感になって慌てます。
このようなヒラメ社員と一緒に仕事すると、「上司が言ってた事と違う!」「上司が許すわけない!」となって、なかなか仕事が進みません。

何より大変なのは、ヒラメ社員が上司になるときです。
ヒラメ管理職は、その上の命令をただ部下に丸投げするだけの、
丸投げ伝書鳩になります。
そして自分の上司のためなら、部下の犠牲は厭わないとなり、
無茶な組織運営・部下の使い方をするようになります。

目先の作業しか考えない社員
(ロボット社員)

作業=仕事と思っており、ただ言われた作業だけをこなす人ですね。
逆に言われたことに関しては、非常に精度よく、正確に再現します。
私はこのよな人を「ロボット社員」と呼んでいます。

製造業では、技術系の仕事しかしたことない人に多いです。
自分が長年経験してきた技術的作業だけを、ひたすら繰り返します。
長年そう過ごしていくうちに、自分の得意な作業だけすればいいと
なってしまいます。

このような方は、目の前にある作業を、ロボットのように
正確で綺麗に実行します。
一方で、目の前に作業がない場合(人から何も指示がない)と
一切仕事をしません。

自分以外のことを考えない社員 
(モンスター社員)

上で紹介しました2パターンの社員は、
まだ「言われたこと」をちゃんとするのでマシです。
余裕のある大企業であれば、それなりの価値を発揮できるでしょう。

最も危険なのは、人に頼まれたことや一般常識すら出来ない社員です。
このような社員は「モンスター社員」と呼んでいます。

モンスター社員は、いつも自分のことだけを考えており、
「世の中をよくしていこう」「他の人といい関係を築こう」といったような 自分以外の周りのことは1ミリも一切考えません。

私が見たモンスター社員ですと

  • 仕事を頼まれると「そんなことしたくない!」と反論し
    自分の好き嫌いで仕事を選ぶ社員

  • すぐ近くに物を取りに行くのに、1時間くらい社内を散歩して
    「時間かかりました」と言ってサボる社員

  • 測定結果をグラフにしてと頼んでも、グラフを作成せず
    意味の分からない数字の羅列だけ渡す社員

などなど…
今回紹介したモンスター社員は、まだマシな方であり、
よくこれでクビにならないなーといった、本当に凄いモンスターが
世の中にはまだまだたくさんいます…

モンスター社員の特徴としては、
常に自分が正しいと思い込み、周囲に自分の世界を押し付けてきます。
そのため、何でもかんでも自分の好きなようにしか仕事しなかったり、
周りや現実を一切考えない、突拍子もない事をし始めます。

終わりに

かなり酷いことを書きましたが、もちろん大手製造業には
優秀で仕事ができる社員も沢山います。
ただ、冒頭でも書いた通り、仕事ができない社員って
目立ちやすいんですよね…

悪口だけ書いていても、全く建設的ではないので、今度は
「なぜこのような社員がいるのか?」
「このような社員のいいところ・輝くには?」
といったような、仕事のできない人でも価値はあるという
ことを紹介したいと思います。


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