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ビジネスのスピードを10倍にする人材の受け入れ方

時代は変わってきており、労働力人口も減ってきており、いい人が欲しいでもとれない。こんな悩みが切実になってきていると感じます。例えば、こんな課題を抱えている企業様は多いのではないでしょうか?

社員採用にこだわりすぎていい人がとれない

マネジメントができる人材が不在でやりたいことが実行できない

入社してもらった人が結果を出せていない

特定の人に仕事が集中しすぎている

もしこのような課題を抱えている場合にだけ、以下お読みいただければと思います。

これらの問題が起きていると、やりたい、やると決めたことが実行できません。なので、どんなにいい戦略や構想を描いたとしても企業は実行することができないことになります。また一人に仕事が集中することになるので、社歴が長い、もしくは仕事ができる人に集中するということが発生し、疲弊してしまいます。

ではこの問題をどのように解決すればいいのでしょうか?私が実際に実践してきたのは、社員にこだわることなく、適切な人材を適切な頼り方で巻き込むというやり方です。結論からいうと、以下のような頼り方をするとうまくいきます。

確かに会社の経営者や役員の方であれば、会社のミッション、ビジョン、バリューにもバッチリ120%共感してくれている。そしてものすごく仕事もできる。実際に働いていただく時の条件もマッチする。そんな状態がもっとも望ましいと思うことでしょう。私もそうでした。ただし、こんな人本当にいるのか?とちゃんと見た方が良いです。いませんw

また人によって何を望んでいるのか?その人はどんな人なのか?は個によって違います。それを杓子定規的にこの受け入れ方しかありません!と言っていても、ビジネスのスピードを10倍にしてくれるハイクラスな人材が御社に手を差し伸べてくれることはないでしょう。だからこそ社員にこだわることなく、適切な人材を適切な頼り方で巻き込むことを推奨しています。

そもそもこういう受け入れ方をしたいから、受け入れる人を選ぶという順序を私は疑問に思っています。この人と仕事をしたい、力を貸して欲しいから、こういう受け入れ方を準備しておくの順番であるべきだと考えているからです。個の力を生かすことではじめて会社も成立するものだと思います。

もちろん一緒に仕事をしていく中で、その後どのように継続的に一緒に仕事に取り組んでいくのか?はものすごく大切で、一緒に仕事をし始めることになった後の話については、別の機会にまたブログで紹介したいと思います。

最後に一つ紹介したい話があります。私が大好きなApple創業者の故スティーブ・ジョブズ氏の興味深いエピソードです。まだAppleが小さな会社で、AppleIIというPC(最初のAppleのヒット商品になった)をマーケティングしていく時の話です。

ジョブズは、レジス・マッケンナにAppleのマーケティングを依頼しに行きます。当時のAppleは無名。そして豊富な資金力もありません。ただジョブズはここに依頼しなきゃダメなんだという形で、レジス・マッケンナはジョブズの依頼を受けました。そして、7色のレインボーカラーのリンゴのロゴが生まれます。色は変わっていますが、今でも使われ続けているあのロゴです。

そして彼は生涯信頼できるプロフェッショナルなパートナーを見つけたら、そのパートナーと仕事をし続けています。社員かどうか?にこだわっていません。そもそもAppleの飛躍のきっかけは、彼の相棒スティーブ・ウォズニアックが複業で作り上げたものでもあります。

彼はビジョンを実現する製品を形にして、市場に届けるためにいつも誰に力を借りないといけないのか?を見極め、そのために適切な頼り方をしています。

この点においては、ジョブズに見習うべきことは多いと思います。人格面で見習うのは確実にやめておきましょう

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