奪い合っているものは、、、。
1回目、2回目のブログでは、サッカーというスポーツをどのように捉えるかということを自身の過去の反省とアウトプットを含めて行った。
今回は、「時間」と「スペース」について書こうと思う。
サッカーの試合の中で奪い合っているものが何か分かれば、試合が見やすくなる。
(自分自身がそうであった。)
・・・
“時間”**
サッカーの試合の中で、「自分たち」「相手」以外にも考えなければいけないもの
それは、「時間」と「スペース」である。
選手たちは、ゴールを奪うために、ゴールを守るために、
時間とスペースを取り合っている。
「図1」,「図2」どちらのボール保持者がプレーできる時間があるか?
“図1である”
図1のボールを保持者(白色)相手守備者と距離が離れている。
図2は、相手守備者がすぐ近くにいる。
つまり、相手守備者との距離によってプレーできる時間が異なる。
選手は、認知→選択(判断)→実行のプレーサイクルを回している。
相手守備者がボールホルダーに近づくことで、ボール保持者は顔が下がり、周りを見る時間が少なくなる。
質の高い認知ができなくなると、ミスが起こりやすくなる。
“スペース”
スペースとは、大きな空間という意味であり、プレーできる場所でもある。
相手守備者の制限を受けながら、そのスペースの大小は常に変わっていく。
図3:
相手が自軍に下がってブロックを作っている。
黒チームの後方(赤色)にはスペースがあるが、ライン間(黄色)のスペースは狭い。
"A"の選手は、プレーできるスペースが大きい。
“B”の選手は、プレーできるスペースが小さい。
図4:
守備者がボールサイドに人を集めて、使えるスペースを制限している。
サッカーのピッチは大きく、どこかを消せば、どこかが必ず空いてくる。
それを理解した上で、上記の図では、ボールサイドから遠いスペース(青色)をあえて、捨てている。
ボールサイドで数的同数、優位を作るためである。
・・・
ボールを保持するチームは、ボールを動かしながら、スペースを見つける。
ボール非保持のチームは、相手の使えるスペースを限定して、相手のプレーする時間を奪う。
そのために各チームは、システムのかみ合わせを利用したり
選手の配置を変えたりしている。
最後は、どちらが上回るかである。
ボールを奪いに行くスピードか、技術(パスの速さ、止める技術)判断のスピードか。
・・・
最後に、、。
過去の自分の反省から振り返ってみても、全体像を考えず、小さなことから理解していったので、気づけば練習メニューばかりを追っていた。
でもそれだと、キリがない。
もちろん、参考にはなるけれど、ただのコピーではいけない。
それは、誰からのメニューであり、どこか別の場所で、別の選手たちに適したメニューだからである。
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