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夜の途中

冷たい夜の途中 落としていった記憶
それは短すぎる 恋の終わりとよく似ていた

苦い香りに抱かれながら 静かな歩道を歩いていった
問いかけられずに俯いては 言葉を探してた
首筋に残る痛みがそっと 忘れかけていた迷いを解く
もう少し早く気づいてたら 失うことも無かった

戻れない時をただ この手に感じて
月が満ちてくように 空気を染めてく

全て包んでゆく 罪と瓦礫を映し
そこは儚すぎる 浅い季節と知っていた

爪の先で拾った 光の欠片が
胸の中に残って 白紙に戻した

冷たい夜の途中 落としていった記憶
それは短すぎる 恋の終わりとよく似ていた
全て包んでゆく 罪と瓦礫を映し
そこは儚すぎる 浅い季節と知っていた
過ぎた場面を 演じてた


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