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ストリートライブという選択肢

自分がストリートで演奏する理由というか、屋内(ライブハウス)などで演奏できない、しない理由をまず書きます。
自分が思うに、ライブハウスってもっといい場所になれるはずなんですよね。今回は、あえて演者をアーティストと呼ばずに、演者と呼ぶことにします。

みんなが知ってるように、ライブハウスでライブするって、大体チケットノルマが発生するんですよ。ノルマがなくても、なんらかの予算的な制約があったりして。だから、結局は知り合いや友達を呼んで埋め合わせようとするわけです。でも、友達って気をつかってくれるケースが多いから、本音で音楽を聴いてもらえないことが多いんですよね(でも来てくれるだけで本当にありがたいです)。ライブハウスのオーナーさんも、演者がお客さんだからって、なかなか指摘してくれないし。

だから、自分の音楽に対する本当の評価って、なかなか得られないんです。でも、もしもっと率直な感想や雰囲気で感じられる機会が増えたら、成長につながるのになぁと思うんです。

ライブハウスで演奏するのはいいなぁと思うんですけど、知り合いを呼ぶのがちょっと…ってなってしまって。だから、基本的にノルマが発生する場所では演奏しないようにしてるんです。ストリートライブや音楽祭で演奏する方が、その場の反応や雰囲気、投げ銭でリアルな評価がもらえることが多いんです。

これって、自然に「どうやったらもっと楽しませられるかな?」って考えさせられるんです。昔は、自分の作った曲を知り合いに聴いてもらうためだけにたまにライブハウスで演奏してノルマを払ってやってたけど、それも一つの経験だったと思ってます。けど、そうやってつき合ってくれた友達には、本当に感謝してるんですよ。

それに、久しくあっていない人から毎回ライブの誘いばっかり送ってこられると、なんか悲しくなっちゃうんですよね。ただの告知対象として見られてるって感じで。だから、ますますライブハウスで演奏する気が失せちゃうんです。友達や知人には同じような気持ちになってほしくないしそういう対象として付き合っているわけではないので、、そういうわけでライブハウス(チケットノルマ)はちょっと…ってなっちゃうんです。

こんな自分でも唯一の屋内の定期的な活動の場として、都内の某ホテルで演奏する機会をもらってるんですよ。ここは、ストリートとは全然違う緊張感があって、外国のゲストがとても多いという極端にいつもと違う環境ではあるんだけど、とても貴重な経験ができてます。自分としては、この機会を活かしてさらに成長していきたいなって思ってます。

この話、結局のところ「ミュージシャンはどうすればいい?」って話じゃなくて、「自分がどうしたいか」をまとめてみたかったんです。YouTubeにも頑張って投稿してるし、自分の表現の場は、やっぱり自分で作っていかないといけないなって。いつか、自分の音楽を純粋に聴きたいって人が集まるような場所で、演奏できたらいいなぁと思ってます。夢とか願いを持ちながら、好きな音楽を続けていくんです。

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