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【講師向け】オンラインレッスンに向けての準備記録1

こんにちは。ジャズドラマーの浅井翔太です。私は主にライブミュージシャンとして活動する傍ら、講師業も行っています。海外では数年前からインターネットを使った遠隔レッスン、オンラインレッスンが盛んに行われているようです。私も興味はあったのですがなかなか時間が取れず、後回しに。。。最近では皆様ご存知の諸般の事情により時間ができたので色々調べてみました。自分の備忘録も兼ねているので少々雑ですが、必要な方もいそうなのでnoteにまとめます。

この記事は主に講師側の話題ですが、受講生側も知っておくとオンラインレッスンがスムーズに受けられるはずです。

コストは極力抑えつつ快適な動作環境の構築を目指します。一方向のみからとなる動画・ライブ配信とは異なり、双方向でコミュニケーションのとれるサービスを使用します。

最低限必要な環境1

オンラインでの映像と音声のやり取り、しかも楽器のレッスンとなるとシビアになってくるのが音飛びやズレ、遅延(レイテンシー)ですよね。原因はだいたいインターネットの通信速度です。これが遅かったり、不安定だったりするとどんなに良い機材を使っても意味がなくなってしまいます。使用するアプリやサービスによって必要な速度は違いますが、速けりゃ速いほどいいと思ってください。Wi-Fi環境を強く推奨します。以下のページにアクセスするだけで簡単に通信速度を計測することができます。

数値の意味は割愛しますがおおよそ10~15Mbpsくらいの速度が出ていれば問題なく通信できるようです。今は良くても、時間帯や場所によって大きく変わる(深夜やお昼休みなど通信が混んでる時間帯は遅い。地下や建物の奥だと遅い。など)ので、注意が必要です。

最低限必要な環境2

・パソコン
・ウェブカメラ
・マイク
・イヤホンまたはヘッドホン

パソコンはもちろんWindowsでもMacでも構いません。最近のノート型パソコンをお持ちなら、ウェブカメラとマイクは内臓されていることが多いですね。イヤホンはなくてもパソコンにスピーカーが内臓されていれば通話自体は可能なのですが、ボリュームを上げるとハウリングを起こすことが多いのでレッスンでは必須です。

ここで、パソコンじゃなくてスマホやタブレットではどうかと言う話もよく出るのですが、できんことないけどめんどいです。後述する機材の接続だったり、アプリの設定が簡単に出来ないところが出てきますので、特に講師側はパソコンをオススメします。

使用するアプリ・サービス

よく知られているものだとSkypeがあります。もちろんでもSkypeでもいいですし、最近ではテレワーク化が進んでいることもあって、多くのウェブミーティングサービスが開発されています。これに関してはセキュリティの脆弱性などの精査、検討が随時必要だと思っていますが、現時点で私がメインで使用しようとしているのはZOOMというサービスです。設定方法や使い方は追記していきますが、先に参考になる日本語版のサイトを貼っておきます。
ZOOMアカデミージャパン
本来は複数人数のミーティングをオンラインで行うツールなので、グループレッスンやセミナー形式のレッスンに向いている機能が多いです。もちろん1対1でも使えます。ざっと試してみて、ZOOMが良さそうだと思った点は、

・通信量がSkypeより少なくて済む
・PCでもiPhoneでもAndroidでも使える
・レッスン受講者はアカウント登録が必要ない

つまり使うにあたってめんどくさくなさそうということです。特に受講者側にとってこれは大きなメリットになります。

では最低限必要なものがわかったところで、次回はオンラインレッスンをするならこだわりたい音質・映像の画質に関わる機材を考えていきたいと思います。

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