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邪道?ズルしました。

Muli bwanji.

体調がかなり回復し、久々に体に悪いものを食べてるJICA海外協力隊のしょーたです。



ザンビアは町中ホコリまみれなので生きてるだけで大量のごみを吸い込みます。


コンパウンド内ともなれば、耳や鼻の穴を真っ黒にしながら活動することになるようです。大変だ・・。


さて、今週の私の活動は「プレゼント」です。



思い返せばボランティア活動という大義名分のもと、今までスタッフ達にはお願いごとばかりしてきました。


エゴ混じりのボランティアだと、目的が曖昧または全体に共有されないまま進行してしまうので「何でこんなことしないといけないの。」と思ってるザンビア人もいるでしょう。


毎日記録してください、〇〇を作ってください、等・・


お返しといっちゃあなんですが、彼らの仕事をお手伝いしたりはします。


けど解雇が身近な彼らにとって仕事は生命線そのものなので、どんなに生産性のない仕事でも「何かしている状態」を維持しないといけないっていうマインドは何となく感じます。


実際、赴任当初から何人も消えました。


中長期的に彼らの役に立って、安価で、入手が容易で、必要なもの・・と考えた結果、「作業用手袋」が私の解でした。


鋭利な刃物を使う時やトゲ混じりの草や暴れる鶏を掴む時も彼らはみーーんな素手です。


素手が当たり前すぎて手袋を購入するなんてインセンティブは働きません。


緑色の手袋を購入し、特に活動に関係のあるスタッフたちに配るという完全に邪道な手法で彼らの「ありがとう」を引き出してしまいました。

スマホそこにいれるんだね。

手の届く範囲で必要なものを必要な人に届けることができて、圧倒的自己満足を感じましたけど、特に後悔はありません。


以前、ハンバーガーショップで乞食の子供たちがしつこく、どうせ捨てるなら。と食べきれなかった肉やポテトを彼らにあげた時の「これじゃない感」はなかったです。


食べ残しをあげた子供にどこからともなく他の子供たちがたかってまるで撒き餌に群がる小魚みたいな光景は圧倒的「これじゃない感」だったので・・。




本質的な意味で彼らの役に立てるように精進します。













いつも私のことをバカにしてくる一部のスタッフたち、









手袋をプレゼントした後も態度は変わりませんが、ちゃんと毎日私があげた手袋して仕事してるんですよ。










憎めねえ。











以上です。See you in the next post.

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