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乞食の子供に食べ残しをあげた話

Muli bwanji.


青年海外協力隊のしょーたです。




この土日は買い物に行ったり、朝早くから教会に行ったりとなんやかんやバタバタしていました。

結婚式が行われていたり、中華マーケットの会計で可愛い店員に中国語で会話され、すぐに私が日本人だと気づきお互い笑ったり、周辺を歩くだけで楽しいとまだまだ感じます。

教会は大学の裏にあり、同僚とその妻・友人と共に行きました。
大学の裏側にはローカルな村が広がっており、驚きです。
多くの人が笑顔で私を迎え入れてくれて、あー、なんかそれっぽいと思いました。

This is the Africa


10分前まで真っ赤だった朝日


それはさて置き、この前、活動の昼休みに大学近くのバーガーショップ(Hungry Lion)に行きました。

そこには鏡越しに店内を見る子供たち。
店の前では「Give me 1 ZMK。」(「7円ください。」)


私はフライドチキンとポテトのセットを注文しました。
味が濃く、もうポテト食えんわ~ってなってたんですよ。

普段なら2秒でゴミ箱にぶち込むんですが、鏡の外をうろつく子供を見ると、



「あー、あげちゃおっかなー」って思ったんです。



感情的には、
これ、なんか捨て猫にあげるみたいで気が引けるな・・。
って思いました。


世界の食料廃棄量を全て飢餓の人々が食べられたら、飢餓の人口はどの程度減少するのだろうか。
今目の前にある現実は、その超リアルな現実じゃないのか。子供に罪はあるのか。






飢餓の人々は環境が悪いのか、怠惰なのか。
先進国は偉いのか、努力・工夫したのか、無い脳みそでオートマチックにごちゃごちゃ考えてました。







①捨てる②あげる③無理して食べる









結果、私は②を選びました。







人生初の体験です。









フライドポテトが残ったパックを店の外で子供に渡しました。
どこから出てきたのか、10人くらい子供が集まってそのパックを取り合いしていました。
完全にサビキ釣りに群がる小魚。









気分はあまり良くなかったです。
子供の目の前でゴミ箱に捨てるのと、あまり変わらんかもしれないです。










ちなみに今は














あのくそ濃いフライドポテトが食いてえ。













以上です。
See you in the next post.

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