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借金1000万円から5年でセミFIREした33歳の自己紹介④脱保険屋→FP事務所開業

アフラック保険サービスに転職し、研修を受け私はますます外資系保険をお届けすることに使命や正義を感じ、心からやりたいと思える仕事に出会えて歓喜していました。

実際営業開始が2014年12月そこからの3ヶ月間の売り上げで新人賞に入賞することができ、幸先の良いスタートでした。

しかし、研修担当から「読んではいけない本」と言われていたある本を読んでから僕は失意MAXになりました。

それはコンビニなどで置いてある保険ランキングと書いてある雑誌です。

研修担当からは「保険料=保障内容」
つまり保険料が高いと保障が分厚く、保険料が安い=保障が薄いので担当者のコンサル次第と教わっていました。なので他社を勉強してはいけないと。。。

しかしながら、アフラックがコンサル部門を立ち上げたばかりで、その研修担当はソニーやプルデンシャル出身の方々でした。研修で教わったことと、飲み会でおっしゃる発言に差があり違和感を持ってしまいました。

「ぶっちゃけ分厚い医療保険とかいらないよね」

これが衝撃でした。
医療やがん保険でシェアがあったアフラックの教育担当が心の中では医療保険はそんなに必要ないと思っている。。。

また、私より数年先にアフラックに入社された方の中には円安・円高になるとどうなるの?やインフレって何?など社会人としての基礎知識のない方や売れれば良いと思っている方、さらには経済や金融の研修は最低限でどちらかというと営業トークばかり研修がある。

この体質にものすごく違和感を覚えたので、例の雑誌を拝借。

すると当時で言うなら
医療保険はチューリッヒ生命やオリックス生命が
積立でいうとメットライフやソニー生命が
死亡保険はあまり覚えていませんがアフラックが割高と感じたのは覚えています。笑

つまりアフラックの商品に自信を持てなくなりました。

まだ円建ての終身保険は30年積み立てすると130%くらい増えたので良いのかな?と思っていましたが

こちらも勉強すればするほどもっと他社の個人年金保険や保険以外のNISA、iDeCoなどのお客様によっては提案するべきと知って行きました。

なにが言いたいのかというと
営業マンとして成長したい
営業を通して稼ぎたい
商品力を極めるのは限界だから人間力で勝負する

私はこのように全く思えませんでした。。。

元々金融の世界にきたのも
お金がない人をなくしたい
万が一があったもなくてもお金に困らない人生をお届けしたい

という気持ちだったので、一社専属の限界や自社商品に自信がなくなった時は口内炎だらけになりました。笑

そこから複数の保険商品を扱う代理店への転職も考えましたが
結局保険しか扱えない
売るものが決まっている
手数料のノルマがある

と言う点からお客様の利益にコミットできず
自分の利益を優先しないといけないときが来ると思い
転職は諦めて独立することにします。

これが26歳の時でした。
なので24歳で外資系生保営業に転職し、約1年6ヶ月を持って退職

大阪市にある北浜に紹介頂いた独立系FPの方と一緒にFP事務所を設立しました。ここでは生命保険、証券、不動産と扱うことができ、やっとこれで自分のやりたかったことができると思い、スタートします。

しかし、この事務所も1年で役員を抜け退職することになります。

次回は恐怖からくる他力本願では失敗するということを書かせていただこうと思います。




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