見出し画像

ADHD僕のライフハックその11;沈黙を恐れない

はい最後の工夫!!!

僕のはIQ上、そして自分の実感上、処理速度が遅いので、即座に感想や考えを求められると何も言えない。

アイスブレイクや雑談なら無限に出来るのだが…。どうやら、脳を使ってしっかり考えるのに時間がかかるようである。

これまでは、その沈黙が怖すぎて、沈黙中に雑談を始めたり、考えがまとまっていないのに話し出したりしてしまっていた。
だが、そうすると、雑談を始めた場合は話が逸れてしまうし、考えがまとまらず話してしまうと、相手が困ってしまったり、理解するのに苦労させてしまったりする。

これでは深い話が出来ない。

この「沈黙恐怖症」は、黙る=怒っていると思い込むことによって起こっていた。

以前、note で「よく相談させてもらうお兄さんがいる」と書いたが、その人もよく黙る。

初期のころは、「なんだ怒らせちゃったかな…」と不安でしかなかったが、何度もお話しさせてもらうことで、怒っていないことがわかるようになった。”(僕への)伝え方”であったり、”解決策”などを考えているだけなのだ。

とすると、沈黙=怒っているという図式は思い込みでしかないのでは??と思い始めた。

沈黙を恐れて話が逸れてしまったり、話がまとまらなくなることで機会損失するくらいなら、もしかして黙ってしまっても良いのかもしれない。

だから、思い切って黙ってみることにした。

でも、ただ黙る訳じゃない。ちゃんと、「今考えているんで少し待ってくださいね」と言ったり、「なるほど、僕は考えるのに時間がかかるので少し黙りますが気にしないでくださいね」と言うことで、自分の中で黙るハードルを下げた。

すると、きちんと自分の意見が言えるようになったし、沈黙の間に「早く言わなきゃ」と焦って思ってもいないことを言ってしまうこともなくなった。

良いことしかない。

速度が遅い乗り物に乗っていて、「他の乗り物のように、なんで自分は速く走れないんだ!!」と考えるのは野暮だ。

乗り物であればすぐ乗り換えられるが、僕の場合は脳である。

乗り換えられない。

であれば、そのスピードで出来ることを模索した方が良い。

ゆっくり考えて、他の人の意見を参考にしたり、自分にしか出ない意見を言ったり。

自分の処理速度を認めることだ。

遅い乗り物だからこそ、景色を楽しむことはできる。

いつも読んでくださる方、初めてお目にかかる方、スキしてくださる方、サポートしてくださる方、みんな大好きです!!