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分かってる"つもり”という罠。

ビジネスを教えていると、
”理解”とは何かを、理解してもらうことが
大事だと感じる。
 
そして、以前は、
自分もそのことが分かっていなかったことで、
成果が出ない、進みが遅い、ということが
あったと思う。
 
今回はその”理解”についてを、
まとめてみたい。

最も理解している状態とは?

先生から教えてもらって、
理解して、やっているつもりなのに成果が出ないという場合、
大抵の場合は、本当は理解できていないのだ。

理解には、レベルがある。

1 知識として知ったレベル
2 知識の意味を理解しているレベル
3 実行できるレベル
4 人を実行できるように育てられるレベル

という感じだ。

簡単に言えば、
●知っていることと、分かっていることは違う
●分かっていることと、できる事は違う
●できる事と、教えられることは違う
ということだ。

先生から教えてもらって、
分かったつもりで成果が出ない時、
 
教えてもらった知識が
理解できていないかもしれないし、

理解はできていても、
実行できるスキルが足りないのかもしれない。

実行するのには、スキルが必要だ。

正しいトレーニングを知っていても、
実行しなければ筋肉はつかないから、
出来ないことと同じような感じだ。

先生の何をインストールするか?

教わる時には、先生の言っていることを
理解するだけでは不十分だ。

インストールしなければいけないのは、
”判断基準”である。

つまり、
先生の認識と、自分の認識を
一致させることが重要なのである。

どういう事かと言えば、
例えば
 
「詳しく書く」と先生が言った時、
先生にとっての ”詳しく” と
あなたにとっての ”詳しく” は違うということ。

そこであなたは、
先生にとっての "詳しい" とは
どういう状態なのか?を
理解することが大事になってくる。

だから、
先生が言ったことをやるだけでなく、

『 先生がどうしてそう言ったのか? 』

それを理解できるようになって、
はじめて一人前ということだ。

先生とのコミュニケーションの重要性

で、この判断基準っていうのは、
動画で学ぶだけだったり、
講義で聞くだけでは、
分からないことだったりする。

これが、
『分かったつもりなのに、成果が出ない』
ことの原因なわけだ。

だから、
「講義の結果を踏まえて、
 このように考え、行動してみたけど、
 結果が出ないのですが、何故でしょう?」
と先生に聞いてみるのがいい。

その時に、自分の理解と、
先生の答えが違うとしたら、
まだ判断基準がずれているということだし、
だから、成果がでないのである。

だから、
俺は自分もコンサルをしているけれど、
生徒の成果を出させている
コンサルさんのコンサルする場に
立ち会うのってすごく、好きなのだ笑

この先生は、
この相談者の現状をどうとらえて、
どう判断して、何をフィードバックするのか?

というところが最も重要で、
なかなか理解することが
難しいポイントだから、
すごく勉強になる。

まとめ

ちょっと今回は、
分かりづらかったかもしれないですけど、
簡単にまとめると、

成果がでていなければ、分かっていない

成果が出ていても、分かっていないかもしれない

そんなつもりで、
学ぶと決めた先生と、
コミュニケーションを取り、
時間を一緒に過ごしながら、吸収することが
大事って感じだろうか。

勉強している人ほど、
陥りやすい部分なので、
頑張っているのに成果がイマイチという人は、
ぜひ、今一度振り返ってみて欲しい^^

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