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○○という2文字で一冊の本を書く意味

本のタイトルや、記事のタイトルって不思議だなぁと考える機会はありませんか?

タイトルとは、日本語に直訳すると「標題」らしく、題を標すということ。マスメディアだけでなく、個人が情報発信する時代では、毎年想像を超えるほどの情報量が増えており、タイトルの役割は重要です。

TikTokは短い時間で一つの動画を見ることができることから多くの人が見ているという説があったり、Netflixなどで映画を見る際に1.5倍〜2倍で鑑賞するなど、時間に対する意識が高くなっている傾向にあると聞きます。

この記事の最初のテーマは、「本を読む意味」です。

本で時代を理解した方がいい説

TikTokやTwitterなど、従来の新聞やテレビなどの媒体と比べて、浅く広く情報を入手できることが結果的に求められている気がします。

結果的に求められているというのは、顕在化したニーズというより、潜在的なニーズとして、こっちの方がよく見られる、よく読まれるというニュアンスです。

そういった世の中の傾向に合わせて(引っ張られて)ネット記事では、釣りの記事が散見されたり、表面的な情報を多産していたり、と自分は見てます。

今朝見たツイートでは、こんなことが。釣り記事の典型的な例ですね。

表面的な情報については、具体的な事例を挙げるのを避けます。自分も表面的な情報を多産してる部類でもあるので、自戒も含めて。

釣りの情報や表面的な情報に泳がされない為には、本で情報を入手することが良いのではないかと思ってます。

他にも専門家として名前が通ってる方の講演会やネット記事を読むことなども良いと思います。

方法論としてはそんな感じです。

本題は、言葉の裏側にある背景を理解することの意義です。賢そうに見える言葉ほど注意が必要ではないかと思います。

例えば、
・プロセスエコノミー
・インフルエンサー
・ブランディング
・インサイト
などです。

自分がこれらの言葉を真に理解出来ていないと思うので、言葉に対する深掘りは避けます。

プロセスエコノミーを「つくる過程から生まれる経済」のような直訳で一言でまとめることができます。(自分の訳は不適当だと思います。)そして、そのニュアンスをあらゆるところで専門家っぽく語ることも簡単です。

プロセスエコノミーに関して書かれている本があって、近しいニュアンスについて書かれた本がいくつもあります。近しいニュアンスの本や事例、時代観など、様々なことをまとめて分かりやすく表現した言葉が「プロセスエコノミー」だと思います。

ブランディングにおいても、あらゆる研究者や企業が行われていて、その集大成としての言葉がブランディングだと思ってます。

さらには、言葉のニュアンスすらも、時代に合わせて進化していると思います。30年前のブランディングの意味合いと、現代のブランディングの意味合いは違うのではないかと思ってます。

ということで、本から情報を得た方が良いのではないかという結論です。

長尺で人生を見る生き方もある

自分の人生に一つ勇気を与えてくれた動画を紹介させてください。

16:50あたりからが特に勇気をもらった部分です。人生は約30,000日で、20代で約8,000日を消化してしまっているのです。

もう一つ好きな言葉があります。論語の言葉です。

子曰、
「吾十有五にして学に志す。
三十にして立つ。
四十にして惑はず。
五十にして天命を知る。
六十にして耳順(したが)ふ。
七十にして心の欲する所に従へども、矩(のり)を踰(こ)えず」。
論語

孔子は、60歳になって人に素直になり、70歳で人の道を踏み外すことがなくなったと仰ってます。

この二つの情報を見て、あなたはどう感じますか。

自分はうまく表現できずにいます。読みにくいかもしれませんが、自分の考えを記述してみます。

自分は今日死ぬかもしれないし100歳まで生きることが出来るかもしれない。
自分だけではなく、みんなそう。
なんのために生きるかは、人それぞれ。
いま、自分がこうしたいという想いも来週の今ごろには変わってるかもしれない。
そもそも、世の中のことをほとんど知らずに、どうやったら楽しく幸せに生きられるかも分からない。
これも、自分だけではなく、みんなそう。
でも、自分を賢く凄そうに見てもらえると少し気分が良い。これは自分だけかもしれない。
だからこそ、賢く凄そうに見てもらえるように行動をする。毎日をなるべく無駄にしないように。
自分が年寄りと呼ばれる頃まで生きられたら、今の自分を振り返ってどう思うのだろうか。
疲れた時は驕ることもあるかもしれないが、謙虚に素直に生きているフリをしていく。

多くの人から支持されていたり結果を残している人を見ると、25歳の自分にとってはすごいなぁと思うと同時に、正直、劣等感や焦りを感じます。

そういう時に論語の言葉や、ドリューヒューストンさんの言葉から、自分を生きようと強く自己を意識します。

長尺で人生を見る生き方もあると思います。短期間で成果を上げられるのは勿論めちゃめちゃいいと思います。

運は自分で掴むもの

「あの人は運がいいよね。」

運という言葉をきいてどのような印象でしょうか。運について書かれている本や文献もたくさんある中で、運は不思議な要素が強い言葉かなぁと思ってます。

運はコントロールしにくいもの、みたいな。

一つの見方としてのお話で、運という言葉を解釈しながら運を味方にするための考え方を最後に書いてみます。

天地人

この言葉を聞いたことありますか。

天の時、地の利、人の和。

自分がこの言葉を知ったのはおそらく小学生の頃でした。当時の大河ドラマで、直江兼続という方に関する内容でした。

本当の解釈に合ってるかはわかりませんが、自分なりの解釈はこのような形です。

時代の流れを把握することが大事。自分たちが何をしてきてどんな土俵にいるかも大事。その上で自分たちのつながりを活かす。

時代の流れ、自分たちの立場、自分たちのつながり、この3つの要素から外から見て運が良さそうとか見えてしまうと思ってます。

天地人によって運をつかむことが出来るのではないかと思っております。

まとめ

2022年10月2日は、自分にとって9,344日目です。

ブルーハーツの夢という曲にはこんな歌詞があります。

限られた時間の中で
借り物の時間の中で
本物の夢を見るんだ
本物の夢を見るんだ
THE BLUE HEARTS 「夢」

未来の自分を想像して、未来の自分がその想像に対してどういう状態にいるか。

思い通りにいかないことすらも楽しんで行けたら良いなと思います。

読み返してみて、タイトルが適切ではないかもと思い始めています。しかしこのタイトルでいきます。

なぜなら、数文字の熟語に対して深く考えて本を書かれている方を尊敬しているからです。そして日本語をはじめあらゆる言語にも尊敬しているからです。

少しだけ今の感情を綴ります。
この3,000文字弱の文章を書き終えることに対して、満足感を抱いております。約2ヶ月間noteを書かず、ツイートもせず、YouTubeも投稿せず。世の目に自分を晒すことは勇気もいるし労力もかかるなぁと。でもその分の満足感があると思います。

明日からも頑張りましょう。

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