見出し画像

社会人0年目の教科書 ~学生時代に身に付けるべき7つの習慣~

こんにちは。

今回の記事では、「入社1年目の教科書」を参考にしながら、社会人0年目の教科書と題して、学生時代に身に付けておくべき7つの習慣についてお話しします。

画像1

「入社1年目の教科書」著 岩瀬大輔


この7つの習慣を身に付けることが、社会人1年目においてチャンスをつかみ飛躍するための第一歩になると思うので、ぜひ最後まで読んでください。


①15分前行動を徹底する

画像2

新卒入社の社員に対して上司が持つのは、「当たり前のことを、ちゃんとできる人物か」という視点です。

もし、入社直後に「Aさんは遅刻が多くてだらしない」という印象を持たれると、Aさんがいくら優秀で高い能力を持っていても、それを発揮する機会を得るのは難しくなります。
一方で「時間にしっかりとした人だ」という印象を持たれれば、仕事の機会を得やすくなるのです。

もし不慮の事態が起きた場合でも、時間前行動を行っていれば定刻前に出勤することができます。そうすれば、さらなる信頼を得ることができます。

「時間前行動を心掛けているので私は大丈夫」と感じる方は、次のステップです。

もし不慮の事態で遅刻する場合にどのように連絡しますか?

私はメールで連絡をすれば十分だと考えていたのですが、社会人では電話で連絡するのが確実に情報伝達できるため好ましいようです。もちろん、寝坊して無断遅刻は言語道断です。

また出勤した際には、ハキハキと大きな声で「おはようございます!」とあいさつするのも忘れないようにしましょう。そうした真摯に人と向き合う姿勢が、一緒に仕事をしたいと思ってもらえることに繋がります。

アルバイトや内定者インターン、友人と遊ぶときなどで是非意識して、15分前行動と元気な挨拶をしてみてください。

社会人0年目の習慣①「時間前行動の徹底」
①15分前行動をし、元気な挨拶を!
②遅刻する場合は電話で連絡する
③信頼を獲得し、飛躍の機会を掴もう!


②メール(LINE)は24時間以内に返信する

画像3

著者の岩瀬さんによると、「メールの返信は、対応が早いだけで2割増しの評価を得られると考えていい」とのことです。

皆さんが上司だと思って考えてください。
「ちょっとバタバタしていて、、」という言い訳をしてメールの返信が遅い新人を信頼して仕事を任せられるでしょうか?

私が上司だったら躊躇するか、他の人に頼むと思います。逆にメールを含めて、コミュニケーションが円滑な人は信頼しやすく、仕事を頼みやすいですよね。メールの返信が早い人が2割増しの評価を得られるというのは、こうした状況を表現しているものだと思います。

また、上司の方は1日にたくさんのメールを受信するので、内容はできるだけ簡潔に整理して送りましょう。

学生時代はメールを送る機会は少ないと思うので、まずはLINEで返信を溜めないことから始めてみるのがお勧めです。

私も1日に必ず一回はSNSを確認して、通知を0にして返信するようにします。

社会人0年目の習慣②「メールは24時間以内に返信」
①メール(LINE)は24時間以内に返信する
②内容は簡潔に整理して送る
③信頼を獲得し、飛躍の機会を掴もう!


③感動はためらわずに伝える

画像5

人間は、いくつになっても認められたいものです。それが上司であろうと社長であろうと変わりません。

だからこそ、自分が感動を覚えることがあれば、ためらわずに伝えることが大事だと思います。
※嘘をついてご機嫌取りをするのではありません。

アドバイスいただいたことなど、「~~という点が勉強になりました」と、良いこところを見出して伝えることで、お互いをリスペクトし合う関係性になることができます。

慣れない方は照れくさくて言いにくいと思うのですが、アルバイトやゼミ活動などで、良いなと感じた周囲の言動は素直に良いと伝えることを意識してみてください。

それが良い人間関係になり、意外なところでチャンスに繋がるかもしれません。

社会人0年目の習慣③「感動は素直に伝える」
①相手の良いところに向けよう
②良いところはためらわず伝える
③リスペクトある良い人間関係になる!


④苦手な人には「惚れ力」を発揮する

画像5

もし、上司や先輩との関係がうまくいかないと、大きなストレスになりますよね。特に入社して間もないころは、職場環境が社会のすべてだと感じるので、余計にストレスを感じやすくなります。

こうした人間関係によるストレスを感じなくする力、それが「惚れ力」です。

嫌いな部分、苦手な部分は単なる特徴と捉えるようにするのです。どんな人でも良い側面、悪い側面は持っているので、できる限り良い側面に目を向けるようにします。

著者の岩瀬さんは、「働くということは、何かを成し遂げる以上に人と人とのやり取りが大切になってくるのではないでしょうか」と問題提起しています。

アルバイト先などに苦手な人が居たとしても、良い部分に目を向け、苦手な部分を含めその人の特徴だと捉えるように意識してみてください。すぐに変わることは難しいかもしれませんが、このスタンスを手に入れると、人間関係のストレスを減らすことができると思います。

ただ、この惚れ力は「分かったけど実際やるのは難しい」ことだと思うので、私なりの実践方法を考えてみました、

私なりの解決策は友人に苦手な人の不満を聞いてもらうことです。
「嫌い!苦手!」と思ってしまうとその人のことを客観視できなくなってしまうので、事情を説明した友人に不満を聞いてもらうのが良いと考えました。話すうちに不満が整理されて、相手を客観視できるようになるため、相手の良いところなどポジティブな点も見えるようになると思います。

社会人0年目の習慣④「苦手な人にこそ惚れろ」
①人の苦手な部分は単なる特徴と捉える
②良いところに目を向けポジティブに考える
③リスペクトある良い人間関係になる!


⑤仕事は盗んで真似る

画像6

多くの企業は教育制度や研修制度が非常に充実しており、その恩恵を享受していると次第に、仕事は教えてもらうものだという受け身のスタンスになってしまいます。そして会社に依存していってしまうのです。

そうならないためには、自ら主体的に仕事を学ぶことが必要です。

自分が良いと思ったこと、自分に合ったスタイルを見つけたら、積極的に真似をして取り入れていくことが重要です。岩瀬さんは、「仕事は真似ること、盗むことでしか身につかないと言っても、決して言い過ぎではない」と仰っていました。

真似るためには、観察力を磨くことも必要になります。こうして真似る意識が副次的に、ビジネスにおける観察眼を磨くことにも繋がるのです。

身近な動機や先輩でも、ここが良いなと思う点があれば、素敵だなあと思って終わらせるのではなく、ぜひ真似をして自分なりに取り入れてみてください!

社会人0年目の習慣⑤「まず真似する」
①人を観察して素敵なところを探そう
②自分にしっくりくる点を真似して取り入れてみよう
③自分の力となり、観察力もアップする


⑥ミスをしたら再発防止の仕組みをつくる

画像7

アルバイトやインターンなど、何かを新しく始めた際に、はじめからすべて完璧にできる人はいません。誰しも必ずミスはします。

なのでミスをして注意されたとしても、悲観する必要はありません。誰でもミスはするので、どう改善していくか考えて行動をしていくことが重要です。「ミスった~」と思うだけで終わる人は、いつまでたっても同じなので、信頼されなくなります。

岩瀬さんは、仕事でミスをした際に、同じミスを繰り返さないために仕事のやり方を変えるようにしているそうです。

私も毎日1つ学びツイートをしているのですが、ツイートを忘れてしまったことがありました。現在は、午前中にツイートすることを意識し、できない場合はLINEのリマイン君を設定して忘れないようにすることで、ツイート忘れを防ぐようにしています。

みなさんも何か失敗してしまった際には、同じ失敗をしないために、仕組みを作ってみてください。

社会人0年目の習慣⑥「ミスをしたら再発防止策を」
①1度のミスは仕方ない。原因を探そう。
②再発防止のための仕組みを作ろう
③信頼が増し、チャンスをつかめる!


⑦仕事は必ず復習する

画像8

突然ですがラーニングピラミッドを知っていますか?

ラーニングピラミッドとは、学習方法と平均学習定着率の関係を表した図のことで、能動的な学習スタイルであればあるほど、学習内容の定着率が高いことを表しています。

画像9

参考記事:平均学習定着率が向上する「ラーニングピラミッド」とは?

いただいたアドバイスや学んだこと、気づいたことを確実に定着させて自身のスキルにするためには、復習して理解を深め、最終的には人に教えることが必要です。

また復習をすることで、「要点はどこか?」という視点で振り返りをするので、気づき力が高まります。これにより、さらに知識と経験のストックが増えるという好循環が生まれます。

私はよくメモをを取っているのですが、見返す機会が非常に少なくアドバイスをしっかりと活かせているかというと正直自信がない状況だったので、これを機に、毎週30分ほど振り返りの時間を設けていくことにしました。

気づいたことや学んだことを復習する習慣を身に付け、好循環を生み出していきましょう。

社会人0年目の習慣⑦「仕事は必ず復習する」
①気づいたことなどメモに残そう
②振り返りを行い、定着させよう
③チャンス増加⇔知識経験の蓄積の好循環を作ろう


まとめ

今回の記事では、「入社1年目の教科書」を参考にしながら、社会人0年目の教科書と題して、学生時代に身に付けておくべき7つの習慣についてお話ししてきました。

実際に意識するだけでなく行動につなげ、社会人1年目で良いスタートが切れるように私も頑張りたいと思います。

最後までお読みいただきありがとうございました!



【画像引用元】
画像①:https://and-plus.net/be_late/
画像②:https://www.pi-pe.co.jp/solution/article/mail/47/
画像③:https://www.recme.jp/media/2021041412054
画像④:https://habi-do.com/blog/merits-and-demerits-of-praise/
画像⑤:https://kokoronotanken.jp/kodomoha-naze-otonano-manewo-surunoka/
画像⑥:https://cocoiro.me/article/33608
画像⑦:https://toyokeizai.net/articles/-/278841





この記事が参加している募集

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?