準備することが一番の戦略
以前、友達から、「刺さる言葉ってなんだと思う?」と聞かれ、反射的に「思いやりかな」と答えていました。商品のキャッチコピーを書くうえで欠かせないのは、相手が抱える課題や悩みに寄り添うことだろ思っています。相手の状態を知り、配慮することができる人が、教え上手、話し上手と言われるのです。
例えば、道案内をするなら、相手が地理にどれくらい詳しいのかを知ってた方がいいですし、教材を教えるなら、相手がどこまで理解できているのかを知ってた方が教え方も変わってくるので必要な材料です。
僕はブログについてある程度詳しく、よくアドバイスなんかも受けるのですが、やはり相手がどこまで知ってるのかを知らないとアドバイスできません。なので、アドバイスをする前は、どれくらいの知識量で、どのくらいの頻度で記事を書いてるのかなども知った上でアドバイスを始めています。
つまり、目の前の相手の心配や希望がどんなものなのか、それを察知するためには相応の準備が必要ということです。準備をするとは、日頃から常に考える人になることです。
★準備とは相手の立場を思いやること
明日、会う大切な人がいるなら、その人に刺さるフレーズを用意していれば安心できますよね。他にも席の予約、移動手段の予約ももちろんします。予想外の展開になっても、用意があることで安心ができますし、想定した方向へ引っ張っていければ準備が活きてきます。そうしたことを繰り返しているうちに準備のコツもわかり、とっさのひと言も出てくるようになるのです。
単にロジカルであるだけでは足りません。テクニックで説得をしても、相手の反応はカタチばかりのものになったり、実際に行動してくれないかもしれません。立場を思いやって話すことこそ相手に刺さります。
言葉のプロであるお笑い芸人の流行語、落語家のまくら、講演講師の決めゼリフ、職場の先輩のトークなど、なんでもよいのでぜひチェックしてください。あの方達は、とっさに人に刺さる言葉が出ているのではなくて、事前に用意して練習して練りに練った言葉をその時に使います。だからこそ、その言葉は人々に刺さるのです。
★使える言葉を記録する仕組みを作る
書籍や映画、テレビなどで見つけた役に立つフレーズは、小さなノートなどにメモをとるようにするといいと言われています。しかし、僕は紙に書くというメモが大っ嫌いなのです笑
だから、スマホのメモ・アプリなどでも十分効果を発揮します。ちなみに、文字を書くという行為でも覚えてられない場合は、ボイスメモを使い音声に残す方法も使えます。あとは、自分がやりやすいやり方でしてください😊
しかし、メモはときどき読み返して整理したり、まとめたりしないと効果は薄れてしまいます。バラバラに書き込んだ内容をジャンルごとにまとめ、最後はワードファイルなどに転記するのも大きなポイントです。とはいえ、正直、過半のメモは使う機会のないもので終わり、ムダになることもあります。ムダになることも覚悟のうえでしましょう。
★日常をいかにアウトプットの場にするか
日頃から意見を持つことはとても大切で、アウトプットする習慣をつけるのはよいことです。フェイスブックでもツイッターでもよいので、あなたに向いているメディアで発信してみてください。発信するからこそ、視界に入った有用な情報に気づけるのです。
もし、「応援したい」「共感した」と感じたら、SNS(@@bizines_sho1102)でシェアしていただけると励みになりますので、よろしくおねがいします。
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