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死んだら負けだ、粘っていこう

こどもの頃(昭和)は冬休みになると親族が集まり杵と臼による餅つきと大掃除が毎年の恒例行事となっていた。 バブル期(平成)の記憶もとぎれとぎれに点滅し始めたころにはそれまでづっと働いてくれた杵と臼はくたびれてしまい親族で割り勘して購入した電気餅つき機が導入された。 それから数年後、家族は離散してしまう。 もう「おいしい。」と言った唯一信じられる言葉も聞くことは無い。 祖父母と暮らしたぼろ家の物置には今も使われなくなって久しい電気餅つき機が空っぽのまま埃をかぶっている。

    • 京都観光は化かしあい。

      2020/01/01 嫌なことを思い出した。というか腹立たしい。 むかしむかしの元旦、数多のネズミ捕りをかいくぐり京都は伏見稲荷大社に参拝へ行った。そこからすぐちかくのけっこう広くて砂利が敷き詰められた有料駐車場に車を停める。 車を降り、本殿に向かい歩いていたら一緒に行った奴が「チーズバーガーが食いたい。」と急に言い出したので、「腹が減ったならあそこにうどん屋があるからそこで食おう。」と促すと「今すぐチーズバーガーが食いたい。」とゆずらない。 沢山の鳥居さんを目の前に

      • 筆おろししてしまいました

        昨日のことです。noteチェリーだったわたしが初投稿しました。 それからほぼ丸一日が経った感想を書きます。 まあ、とにもかくにも第一印象としてはnoteすげえって思いました。 わたし多少のブログ経験はあるのですが、近ごろのGoogleアップデートと検索エンジンの糞っぷりに嫌気がさしていまして、SNSよりは文字量が多くて検索エンジンに左右されないプラットフォームはないものかと思案していました。 そこで目をつけたのがブログとかぶってんじゃないの程度の認識しかなかったnot

        • 体裁を気にしていては被害は免れない

          朝から補虫網片手に庭を飛び回る紋白蝶を追いかけていた。虫取り名人であった子供時代が嘘のように紋白蝶に翻弄されまんまと逃げられた。 もう何度目になるだろうか?一匹も捕らえられないまま冬を迎えそうだ。 自家製白菜の漬物を仕込みたくて苗を10本ほど植えていた。日に日に成長していく白菜の苗を見ながら収穫の日を楽しみにしていたのだが、その日はもうおとずれない。 小学生の頃につけていた観察日記いらい紋白蝶は春しか産卵しないと思い込んでいた。 しかし、そうではなかった。虫よけ網をか

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