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3人のスーパーヒロイン『スパイダーウィメン』がついにタッグを組んで登場! 彼女たちの素顔とは?

本日3月8日は「国際女性デー」ですね。
1904年3月8日にアメリカで女性労働者たちが婦人参政権を求めて起こしたデモがきっかけで誕生し、ジェンダー平等社会を考え、世界中の女性たちを称える日でもあります。

今回はその女性の生き方を考える日に、是非ご紹介したい一冊として3月16日発売の新刊『スパイダーウィメン』をお届けします! 勇敢な女性像として描かれながらも、それぞれ現在を生きる女性として過去と現実に向き合う“スパイダーウィメン”の物語です。

今年はドラマに映画に続々と新作製作発表をしているスパイダーマン
これから更なる盛り上がりをみせるスパイダーマンをもっと知っていただくためにも、今回はスパイダーマンと同じ能力を持つ3人のヒーローをご紹介します!


3月16日発売『スパイダーウィメン』(MARVEL)
ロビー・トンプソン他[作]、バネサ・デル・レイ他[画]、中沢俊介[訳]

あらすじ
久しぶりの再会を果たしたジェシカ(スパイダーウーマン)、グウェン(スパイダーグウェン)、シンディ(シルク)はグウェンの住むアース65で食事会を楽しんでいた。しかし、突如何者かによる襲撃に遭い、次元装置を奪われてしまう。指揮していたのは悪のスパイ組織S.I.L.K.を率いる別次元のシンディ! 彼女の本当の狙いは何なのか!? この壮大な戦いの裏で明かされるもう一人のシンディと3人の関係性とは……? 

物語のキーポイントとなる謎多き女性“シルク”


シルク
本名:シンディ・ムーン

ピーター・パーカーと同じ科学の公開実験に居合わせ、彼と同じ放射線を帯びたクモにかまれたシンディ・ムーン。ピーターと同種の能力を手に入れ、超人的な筋力、瞬発力、素早い身のこなし、指先からクモの糸を放つ能力を持ちます。

“ブライド”と呼ばれる特別な存在で、時にはスパイダーマンを上回るほどの能力を有するシンディは、それに目を付けたクモの能力者を狙う種族インヘリターズから逃れるため、10年間地下室に身を隠していました。
スパイダーマンによって解放されたシンディですが、その間に彼女の家族は行方不明になっており、現在はヒーロー活動に励みつつ両親を捜す日々。

こんな境遇で育った彼女は精神的に不安定な面があり、カウンセリングを受けています。本書ではそんなシンディを、ジェシカグウェンが母親のように心配する場面も……。
“逃げること”で現実から目をそらしていたシンディが、本作で巻き起こる事件を通して、ヒーローとしても人間としても成長していくことになります。

主演ドラマが、ソニー・ピクチャーズ製作で配信されることが決定したとも報じられているシルク。今後さらに目が離せなくなること間違いなしの注目のヒーローです!


頼れる新米ママ! 初代“スパイダーウーマン”


スパイダーウーマン
本名:ジェシカ・ドリュー

幼いころ難病の治療のために投与されたクモの血清により、ジェシカ・ドリューは壁に張り付く手足と、瞬発力と、指先から生体電撃“ヴェノム・ブラスト”を放出する能力を手に入れました。
そんな彼女の経歴は多岐にわたり、S.H.I.E.L.Dアベンジャーズの一員でありながら、私立探偵としても働いています。

2015年に創刊された主演雑誌では、ジェシカが人工授精による出産を決意。宇宙の病院で診察を受けようとしたところ、異種種族の襲撃に出くわし、戦闘中に産気づきますが、無事に息子が誕生。現在は子育てとヒーロー活動の両立に奮闘しています。

本書では、別次元で男性として生を受けたもう一人の自分、ジェシー・ドリューも登場。
本作『スパイダーウィメン』は、そのジェシーに次元移動装置を奪われたことからこの物語が始まるのですが、同じくクモの能力を持ち、妻と2人の子供を持つ父親でもあるジェシーは、なんとアース65版のシンディの部下として暗躍していました。彼がなぜシンディの部下なのか……それには驚くべきクモの能力が関係していいるのですが……?

ヒーローとしては経験豊富ながら母親としてはまだ新米である彼女。
子育てをしながら仕事とヒーロー活動をこなし、グウェンとシンディの頼れるお姉さん的存在でもあります。
そんな彼女に、魅了されていく人は多いはず……。アベンジャーズの中でも、有力なメンバーと知られる彼女のこれからのヒーロー活動に注目です!


クモの能力を得る以前から、トラブル続きの人生“スパイダーグウェン”


スパイダーグウェン
本名:グウェン・ステイシー

並行世界アース65のヒーロー。放射線に帯びたクモにかまれたグウェン・ステイシーは危機察知能力と、壁にはり付く手足と、人間サイズのクモに匹敵する素早さと筋力を身につけています。
“メリー・ジェーンズ”のバンドの一員でもあり、学生生活にバンドにヒーロー活動にと大忙し。スパイダーマンことピーター・パーカーの元・恋人でもあります。
ですが、自分の並行世界で、スパイダーウーマンになる以前から彼女の人生はトラブル続き。アース65版のピーター・パーカーを殺した容疑者として警察に追われながらもヒーロー活動を続けています。

本書でのグウェンはアース65版のシンディにクモの能力を奪われ、戦うことができなくなる場面も。果たしてこの絶対絶命のピンチをどう切り抜けていくのでしょうか? 
最後のアース65版のシンディと戦うシーンは必見です!

2019年に公開された大ヒットアニメーション映画『スパイダーマン:スパイダーバース』の主要キャラクターの一人としても登場したグウェン。2023年には待望の続編『スパイダーマン:アクロス・ザ・スパイダーバース』が公開予定で、これからのさらなる彼女の飛躍に期待です!


過去のトラウマに縛られ続け、自分自身という敵に追い詰められるシンディ
赤ん坊の息子を自分の世界に残したまま、別世界に閉じ込められたジェシカ
クモの能力を奪われ、スパイダーウーマンとして活動ができなくなるグウェン
この3人のスパイダーウィメンに与えられた試練はあまりにも過酷。
スパイダーウーマンとして活動すればするほど失うものは増えていく……。
そんな運命に彼女たちはどう立ち向かっていくのか、果たして彼女たちの日常は戻ってくるのでしょうか。

3月16日発売の新刊『スパイダーウィメン』をどうぞお楽しみに!



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