見出し画像

ひとりECショップ、ミウラタクヤ商店はこうやって運営してます【効率化ノウハウ】

普段は絶対に売上の開示をしないんですが、先日、Shopify賢者の方に「うちの売上これくらいなんですけど、ひとり運営で、これってどうなんですかね?」と質問して、いただいた返答に希望しか見えなくなった三浦です。

さて本日は先日Twitterでネタを募集させていただき、

こんな質問をいただきました。1人運営の最適なシステム構成ということで、自分の現状を整理するために記載させていただきます。

先に結論言うスタイル

ただ振り返ってみて、思ったのはシステムを如何に使いこなすかより、

・スマホで仕事を如何に完結させるか。
・無駄な作業を徹底して省くか

の2点の方が大事だと再認識しました。物凄いシステムを活用してるか?を期待されてる方には凄く残念な内容になっていますが、よかったら読んでみてください(笑)

三浦のルーチン

9:00 ジョギング
10:00 ブログ執筆+メルマガ+SNS設定
11:00 受注処理作業
12:00 運用広告のテコ入れ
13:00 運用広告の動画作成+記事執筆
14:00 昼飯
15:00 EC家庭教師
16:00 広告運用の検証+広告のテコ入れ
17:00 EC家庭教師とかセミナー登壇
18:00 配送完了報告

毎日こんな感じです。これにLINEやSNSでの顧客対応や、30分くらいのクライアントとのMTGやったり、変動してますが、基本こんな感じです。

三浦の使うシステム

システムと言うか、アプリだったりなんですが、羅列すると

(機材)mac book pro、iphone(広告)Google、Facebook、Criteo、(ECサイト)Shopify、Amazon(制作系)バナーなどはCanva、動画はInShot、文章はevernote(事務処理系)Google Suite のアプリ全般(スプレッドシート 、ドキュメント、スライド等)(メッセンジャー系)LINE、Messanger、chatwork(配送関連)Qexpress※Amazonのフルフィルサービスみたいなやつ。

とてつもなく普通ですね。

全然、自動化するシステムを導入してないです。自分でも、振り返って驚きました(笑)ってか引きました。ほぼ手動。

自動システムを導入してない理由

ドン引きしたので「なんで導入してないんだろう?」って考えた時に、恐らく、ひとり運営なので、人にやってもらうことがなく、全部自分の感覚で判断するので、工数の見積もりが凄く厳密になってるから。と思っています。

それを自動化するのが面倒。

ひとり運営してるし、起業当時はリソースは自分のみ+少しの広告料でした。なので金銭的な余裕はないし、投資するとすれば「自分の時間のみ」なので、死ぬほど働く+効率を超重視するって癖がついてます。

多分、感覚的に違うところ

一般的に「これはやらないとダメだよね」ってところを、マジでガツガツ運用フローから消していきます。でもお客様からクレームをもらったことないです。だって、向こうからしても、いらない情報だから。

例えば当店では基本全てLINEでお客様とやりとりをできるように、導線を組んでいるのでLINE感覚でお客様とテキストコミュニケーションをとります。

なのでメールでのやりとりの場合も「お世話になっております。ミウラタクヤ商店の三浦です」って文面を書いたりせず、用件だけ送ります。

その時の僕の考えとしては「これで無礼に感じてしまうお客様とは長く付き合いえない」って発送です。自分が逆の立場だったら、全然許すからです。

目線が完全に自分目線

当然のようにやってることや、逆に受けるサービスの時に「これ無駄だなー」って気づいたことは即日やらないようにしてます。で、あまりにもお客様からクレームやお叱りの声をいただいたら改善します。

業務内容のやるか、やらないか?の判断基準は「自分が相手だったらどう思うか?」を軸に考えていつつ、相手方に失礼の無い内容にするように考えます。

お客様が求めているのは「丁寧な言葉」でなく「スピード感」だったりする場合も沢山あるからです。実は一般的に対応してる業務フローでお客様が求めていない、けど無理して対応して、逆に不快に思わせてることって沢山あるので、それを削除していく感じです。

実はこれって「ひとり運営の強み」で、理由は組織で、この運営すると価値観がいろいろありすぎてルール化が難しいんです。だから、ひとり運営は絶対に自分の判断を使うのが勝ちです。

この手を使わない手はないです。

隙間時間を上手く活用する

接客の精神としてはこれくらいで、次にテクニカルな部分で言うと「変にツール導入しようとするより」「全部スマホで完結できる環境を作る」って方が超大事です。

どれくらい極端かと言うと僕、スマホアプリが無いサービスは絶対に使わないってルールを決めています。PCがあっても、スマホアプリが無ければ、よっぽどの理由が無い限り採択しません。

強いて言うならKlaviyoくらい。でも、これもスマホでメール配信できるサービスが完成してしまったら、シフトする。くらいの気持ちで運営します。

で、思い出して欲しいんですが

(機材)mac book pro、iphone(広告)Google、Facebook、Criteo、(ECサイト)Shopify、Amazon(制作系)バナーなどはCanva、動画はInShot、文章はevernote(事務処理系)Google Suite のアプリ全般(スプレッドシート 、ドキュメント、スライド等)(メッセンジャー系)LINE、Messanger、chatwork(配送関連)Qexpress※Amazonのフルフィルサービスみたいなやつ。

配送関連以外、全部スマホで完結できる構成になっています。

(クリテオは運用が不要なので導入してます)

正直な話

・広告の入稿
・配送の処理
・メルマガの「設定」

以外は、ほとんどスマホで完結させてます。僕にとっては「PCを開く時間でさえ無駄」なので。スマホで即対応することで、大幅な時間カットと、ジャッジのスピード感を埋めるので(この文章はPCで書いてますw)

あと隙間時間にレスができるので、このスピード感がお客様から喜ばれたりしてます。

>>以前書いたLINE活用の話

配送だけは受注データの編集だったり、お客様のリクエストを反映させたりするし、意外に「この商品売れてるな」って分析の時間だったりするので「配送処理」についてはPCでじっくりやってます。(ただ、時間なくなってきたので自動配送システムは作ろうと思ってます)

スマホ活用のニュアンス

スマホで仕事を完結させる、って言うと「スマホで完結できるシステムを選んでる」って思われがちですが、実は違っていて「スマホを使いこなすための努力」をメッチャしてます。

意図的にスマホを使うようにしてる。

ってのが正しい表現です。

僕はひとり運営の理想としてスマホで仕事を完結することを目指していて、その姿を強くイメージしているのでスマホの練習みたいなのをしてます。

実は一番最初に書いたECzineさんの連載なんですが、実はあれ全部スマホで書きました。>>ECzineさんの記事

なんで、そうしたかと言うと「それが格好良いと思ったから(笑)」で、だから2000文字くらい、スマホで書きました。でも凄い時間かかっちゃって「これじゃダメだな」と思って、元々PCとスマホを半々くらいで書いてたんですけど全部スマホにしました

スマホの執筆スピードをあげたかったから。

余談:文章を早く書くコツ

ちょっとズレますが文章を毎日、早く書くコツを言うと「喋るように書く」って感じ。僕の文章って口頭での発信に置き換えても意外に聞けるんですよね。理由はそれを意識してるから。

現代のスマホが台頭してからの文字の価値って、多分ライトなんですよね、だからポッドキャストを脳内で再生してるのと、あまり変わりがないので、そう言う方が多分読みやすい気がします。

で、書き手としても、その方が圧倒的に書きやすいんです。なので、その方法を極められるよう、日々スマホで書いてます。落語聞いたりもするんですが「口語で心地よく読める文章を大量に書けるようにする」ってのが理想なので、そんな風に運営してます。

最後に結論

そんな感じで運営してまして、まとめると

・無駄を徹底的に省くために自分目線にする
・スマホを使う、ではなく使いこなす意識

が、ひとり運営では超大事です。

スキルアップの順序としては

・やりたい方向性を見出す
・どうしたら実践できるか考える
・努力の道のりを検討する
・努力
・忙しくなったらシステム化

みたいな順序でいろいろやっていくと良いと思います。

あ、あと自分の努力(時間投資対効果)でさえも「お客様のメリットになること」を前提として設計すると、売上にもつながってくるので、良かったら是非、検討してみてください

いいねと思ったら投げ銭的に是非、当店自慢のチャコールバターコーヒーを買ってください!(笑)食事内容を相談してもらえれば、比較的、本気で仕事のパフォーマンス挙げられます。

Shopify運用大全書いてます。オススメなんで是非、読んでください。

あとEATHACKも!



この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?